ジェイ・ヒエロン(Jay Hieron、1976年7月29日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。ニューヨーク州フリーポート出身。エクストリーム・クートゥア所属。元IFL世界ウェルター級王者。
来歴
14歳の時よりレスリングを始め、フリーポート高校時代には州大会に優勝、卒業後はニューヨーク州立大学ナッソー・コミュニティ・カレッジに進学、全米カレッジジュニア大会で優勝しオールアメリカンに2度選出された。しかし進学したホフストラ大学ではマリファナの陽性反応が出て、レスリング部を退部、ドラッグの売買に手を染め逮捕された。心を入れ替えたヒエロンは友人フィル・バローニの勧めもあり総合格闘技の練習を始めた[1]。
2003年7月、プロデビュー。翌年にはUFC 48に出場し、ジョルジュ・サンピエールと対戦し、パウンドでTKO負けを喫した。
2006年からはIFLと契約を交わし、ロサンゼルス・アナコンダズに所属。2007年12月29日のIFLウェルター級グランプリ決勝でデウソン・エレーノに脚の負傷でTKO勝ちを収め優勝を果たし、世界ウェルター級王座に認定された。
2008年4月4日、IFL世界ウェルター級タイトルマッチでマーク・ミラーと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収め初防衛に成功した。その後7月31日にIFLが活動停止し、Afflictionと契約を結んだ。
2009年8月1日、Affliction: Trilogyでポール・デイリーと対戦予定であったが、大会が消滅[2]。すぐにStrikeforceと契約し、半月後の8月15日に開催されたStrikeforce: Carano vs. Cyborgでジェシー・テイラーと対戦し、判定勝ち。
Bellator
2011年3月5日、Bellator初参戦となったシーズン4のウェルター級トーナメント1回戦でアンソニー・ラプスリーと対戦し、リアネイキドチョークで一本勝ち。4月9日、準決勝でブレント・ウィードマンと対戦し、3-0の判定勝ち。5月7日、決勝でリック・ホーンと対戦し、2-1の判定勝ちを収め優勝を果たした。
2011年10月29日、Bellator 56の世界ウェルター級タイトルマッチでベン・アスクレンと対戦し、僅差の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[3]。
UFC復帰
2012年10月5日、7年ぶりのUFC参戦となったUFC on FX 5でジェイク・エレンバーガーと対戦し、0-3の判定負けを喫した。
2013年2月2日、UFC 156でタイロン・ウッドリーと対戦し、パウンドでKO負け。2連敗となりUFCからリリースされた。
2014年3月7日、自身のTwitterで引退を表明した[4]。
戦績
総合格闘技 戦績
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30 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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23 勝
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7
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6
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10
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0
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0
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0
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7 敗
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4
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0
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3
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0
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勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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× |
タイロン・ウッドリー |
1R 0:36 KO(パウンド) |
UFC 156: Aldo vs. Edgar |
2013年2月2日
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× |
ジェイク・エレンバーガー |
5分3R終了 判定0-3 |
UFC on FX 5: Browne vs. Bigfoot |
2012年10月5日
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○ |
ロマーリオ・マノエル・ダ・シウバ |
2R 2:04 ダースチョーク |
Legacy Fighting Championship 12 |
2012年7月13日
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× |
ベン・アスクレン |
5分5R終了 判定1-2 |
Bellator 56 【Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2011年10月29日
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○ |
リック・ホーン |
5分3R終了 判定2-1 |
Bellator 43 【ウェルター級トーナメント 決勝】 |
2011年5月7日
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○ |
ブレント・ウィードマン |
5分3R終了 判定3-0 |
Bellator 40 【ウェルター級トーナメント 準決勝】 |
2011年4月9日
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○ |
アンソニー・ラプスリー |
1R 3:39 リアネイキドチョーク |
Bellator 35 【ウェルター級トーナメント 1回戦】 |
2011年3月5日
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○ |
ジョー・リッグス |
5分3R終了 判定3-0 |
Strikeforce: Miami |
2010年1月30日
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○ |
ジェシー・テイラー |
5分3R終了 判定3-0 |
Strikeforce: Carano vs. Cyborg |
2009年8月15日
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○ |
ジェイソン・ハイ |
1R 1:04 KO(左フック) |
Affliction: Day of Reckoning |
2009年1月24日
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○ |
クリス・ケネディ |
5分3R終了 判定3-0 |
SuperFights MMA: Night of Combat 2 |
2008年10月11日
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○ |
マーク・ミラー |
1R 2:10 TKO(パウンド) |
IFL: New Jersey 【IFL世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2008年4月4日
|
○ |
デウソン・エレーノ |
1R終了時 TKO(脚の負傷) |
IFL: World Grand Prix Finals 【ウェルター級グランプリ 決勝】 |
2007年12月29日
|
○ |
ドニー・ライルズ |
4分3R終了 判定3-0 |
IFL: World Grand Prix Semifinals 【ウェルター級グランプリ 準決勝】 |
2007年11月3日
|
× |
ブラッド・ブラックバーン |
1R 0:40 TKO(パウンド) |
IFL: Everett |
2007年6月1日
|
○ |
ドニー・ライルズ |
1R 2:49 フロントチョーク |
IFL: Los Angeles |
2007年3月17日
|
○ |
ビクター・モレノ |
1R 1:55 チョークスリーパー |
IFL: Houston |
2007年2月2日
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× |
クリス・ウィルソン |
4分3R終了 判定0-3 |
IFL: World Championship Semifinals |
2006年11月2日
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○ |
アモス・ソテロ |
1R 0:26 フロントチョーク |
IFL: Portland |
2006年9月9日
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○ |
ジェイク・エレンバーガー |
4分3R終了 判定3-0 |
IFL: Championship 2006 |
2006年6月3日
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○ |
スティーブ・シュナイダー |
1R 0:55 TKO(スタンドパンチ連打) |
Titan Fighting Championships 1 |
2006年3月11日
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× |
ジョナサン・グレ |
3R 1:05 TKO(ドクターストップ) |
Ultimate Fight Night 2 |
2005年10月3日
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○ |
パット・ヒーリー |
5分3R終了 判定3-0 |
IFC: Rock N' Rumble |
2005年7月30日
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○ |
アダム・リン |
5分3R終了 判定3-0 |
WEC 15: Judgment Day |
2005年5月19日
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○ |
ロナルド・ジューン |
1R 4:34 TKO(カット) |
Lockdown in Paradise 1 |
2005年3月19日
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× |
ジョルジュ・サンピエール |
1R 1:42 TKO(パウンド) |
UFC 48: Payback |
2004年6月19日
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○ |
ファビオ・ホーランダ |
5分3R終了 判定3-0 |
MMA: Eruption |
2004年4月30日
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○ |
フェルナンド・ムニョス |
1R 0:33 ギブアップ(パンチ連打) |
Ring of Combat 6 |
2004年4月24日
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○ |
ジャーメイン・ジョンソン |
1R 1:02 チョークスリーパー |
Ring of Combat 5 |
2003年12月14日
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○ |
キース・プレート |
1R 1:23 TKO(パンチ連打) |
Reality Fighting 4 |
2003年7月19日
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獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目
外部リンク
前王者 王座新設
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初代IFL世界ウェルター級王者
2007年12月29日 - 2008年7月31日
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次王者 王座廃止
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