ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー (HGUC) はアニメ『機動戦士ガンダム』シリーズのうち、宇宙世紀を舞台とした作品に登場するモビルスーツ (MS) を1/144サイズで再現したBANDAI SPIRITSが発売するプラモデルシリーズの名称。ガンプラの一種である。当記事ではHGUCから連番となっている他のHG及び関連商品などについても記載する。
1998年、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の劇中に『機動戦士ガンダム』のMS「グフ」をメカデザイナーのカトキハジメがリファインしたMS「グフカスタム」が登場。これをバンダイが当時の最新の成形技術と可動ギミックを導入した1/144プラモデルキットとして商品化したところ、古くから(1979年〜)のファンに非常に好評であった。これが発端となって、宇宙世紀のMSを同様のコンセプトで改めてキット化するシリーズ企画が「ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー」である。
シリーズ初期はカトキハジメの画稿が都度起こされ、シリーズ全体の特徴としてオリジナルデザインのイメージを極力変えずに、立体物として矛盾のない形状と広範柔軟な関節可動を実現している。また、必要以上にハイディテールを施さず、オールドファンから違和感を持たれないニュートラルな造形が心がけられ、1/100マスターグレードシリーズとの差別化が図られている。組み立てを可能な限り簡略化しつつもディテールをなるべく損なわないパーツ構成となっており、組み立てに接着剤を必要としない[注釈 1]。
2010年4月、宇宙世紀以外のMSである「HGAW(ハイグレード・アフターウォー) ガンダムX」が発売。以降HGUCはこれら他の世界観に登場するMS達を含めた「HG」として再統合され、HG全体としての商品番号は継続させながら、HGの後に機体の登場する年代が付けられる形式となった。
2013年、「共通フォーマットによる作りやすさ、互換性も追求」をコンセプトに「HGオールガンダムプロジェクト」開始。第1弾は9月発売のHGAC「ウイングガンダム」。
ガンプラ35周年の2015年「新生-REVIVE-」のテーマに合わせて、HGで既発売のMSを最新技術による新規モデルで販売開始。第1弾は6月発売のHGUC「ガンキャノン」。可動・色分けなどに優れ、最新設定に基づく新しいアレンジを試みている。
(デストロイモード)(ナラティブVer.)
機動戦士ガンダムΖΖ
公式サイトなどで「イベント限定」又は「リミテッドアイテム」の表記があるもの、及び複数のイベントなどで販売された限定品。一部はガンダムベースで販売あり。
ガンダムベース(THE GUNDAM BASE)の他、THE GUNDAM BASE POP-UP、プレミアムバンダイ(ガンダムベースオンラインショップ)などのイベントで販売されている。
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