ビルン空港(ビルンくうこう、丁: Billund Lufthavn、英: Billund Airport)は、デンマークのビルンにある空港である。
ビルン自体は人口が7000人に満たないが、デンマーク第二の都市オーフス(人口34万人)やユトランド半島の主要都市と高速バスで結ばれており、利用旅客数がデンマーク第二の国際空港となっている。
LEGO社との関係
1961年にLEGO社が自身の専用空港として開設し、1964年の拡張工事により一般用の空港となった歴史をもつ。また空港の近くにLEGO社の関連施設とテーマパークレゴランドがある。このため事実上LEGO社によって支えられている空港と言えるが、施設・パーク自体はターミナルから滑走路を挟んで反対側にあり、空港に降り立った人々は大きく迂回する必要がある。
1998年の天皇・皇后の英国・デンマーク訪問では、レゴランドへ立ち寄った際、日本国政府専用機で当空港を利用した[2]。
2010年代に入り世界展開を加速したLEGO社は日本への進出を決め、日本初のレゴランドテーマパークとして「レゴランドナゴヤ」を2017年オープン予定。建設開始に伴う着工式典などが行われた時期には、このビルン空港から日本へ関係者などを送り届けるために中部国際空港への臨時チャーター便が設定され、日本までワイドボディ機を使った長距離飛行で往復飛行した。なお、レゴランド内にはレゴ製のビルン空港の大きなジオラマが存在する。
就航路線
国内線
国際線
貨物便
関連項目
脚注
外部リンク
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