マット・シルバ (Matt Silva )のリングネーム で知られるマシュー・アダムス (Matthew Adams 、1988年 9月26日 - )は、オーストラリア の男性 プロレスラー 。ビクトリア州 メルボルン 出身[ 1] 。AEW 所属。現在はバディ・マシューズ (Buddy Matthews )のリングネームで活動。
来歴
インディー団体
2007年 、ビクトリア州 を拠点とする団体であるPCW(Professional Championship Wrestling)にて本名名義でプロレスラーデビューを果たす。同年よりジャッコ・ランタンとアルファメールズ (Alpha Males )なるタッグチームを結成してPWA(Professional Wrestling Alliance)、SFW(Slam Factory Wrestling)などに参戦するが2010年 にタッグを解散すると団体の枠を超えて抗争を展開。
2012年 1月28日、MCW(Melbourne City Wrestling)にてMCWヘビー級王座を保持し、ZERO1 やNOAH などの日本の団体に参戦した経験のあるスレックス に挑戦して勝利し、ベルトを奪取した。2月24日には防衛戦としてスレックスと再戦するも返り討ちにして王座を防衛した。4月21日の防衛戦ではサンジェイ・ダット と対戦するが防衛に成功している。
WWE
NXT
2013年 3月17日、WWE とディベロップメント契約を交わし入団[ 2] 。傘下団体であるNXT にてバディ・マーフィー (Buddy Murphy )のリングネームでトレーニングを開始。11月23日、NXT Liveにてソーヤー・フルトン & トロイ・マクレインと組んでアンジェロ・ドーキンス & コリン・キャサディ & ウェスリー・ブレイク との6wayマッチでデビューするも敗戦した。
2014年 4月24日、NXTにてイライアス・サムソン と組んでジ・アセンション (コナー & ビクター )とタッグマッチを行うも秒殺負けを喫した。6月よりウェスリー・ブレイクとチーム・チック (Team Thick )なるタッグチームを結成して活動するようになり、8月14日にはNXTタッグ王座 挑戦権争奪トーナメントに出場し、一回戦にシン・カラ & カリスト と対戦するが敗戦となった。
2015年 1月21日、ボードビラインズ(エイデン・イングリッシュ & サイモン・ゴッチ )と対戦して勝利し、同月28日にNXTタッグ王座を保持するルチャドラゴンズ(カリスト & シン・カラ)に挑戦。試合終盤にブレイクがカリストのフィニッシャーであるサリーダ・デル・ソル を喰らったものの、すかさずフォールをして勝利し、ベルトを奪取した[ 3] 。2月13日、リングネームをマーフィー (Murphy )へとマイナーチェンジし、タッグネームをダブステップ・カウボーイズ (Dubstep Cowboys )へと変更。5月20日、Takeover Unstoppable にてエンツォ・アモーレ & コリン・キャサディ with カーメラ とNXT王座戦を行い、終盤にピンチになったところをディーヴァのアレクサ・ブリス が介入してアモーレをポスト上から落としたところをフォールして勝利。これをきっかけにアレクサはマネージャーとして帯同する事になる[ 4] 。8月22日、Takeover BrooklynにてボードビラインズとNXT王座戦を行う。ボードビラインズはNXTにて対戦する度にアレクサから妨害を受けていた対策としてディーヴァであるブルーパンツをマネージャーに従えて試合に挑戦。試合終盤にアレクサの挑発をして勝利のチャンスを得るがブルーパンツの介入に遭い敗戦。ベルトを奪取された[ 5] 。
2016年 7月6日、ハイプ・ブロズ(ザック・ライダー & モジョ・ローリー )との対戦で、試合開始直後ながらブレイクにタッチしたことで口論へと展開。相手のローリーが割って入る事態になったところ、バックステージよりライノ が乱入され無効試合となった[ 6] 。この試合以降、ブレイクとはタッグを組む事がなくなり、リングネームをバディ・マーフィー へと戻す。10月12日、ブレイクと遺恨戦を行う。しかし、試合途中にサモア・ジョー の乱入に遭い決着が尽かずに終了した[ 7] 。
WWE
2018年 2月13日、WWE 205 LiveにてWWEクルーザー級王座 争奪トーナメントへの出場が予告をされる[ 8] 。2月20日、205 LiveにてWWEクルーザー級王座争奪トーナメント1回戦でデビュー戦を行い、アリーヤ・デバリと対戦。終盤にデバリからスーパーキック からハンマーロック・ラリアット を喰らい窮地に陥るがカウント2で返し、打撃技のコンビネーションから最後にパンプハンドル・デスバレードライバー を決めて勝利した[ 9] 。3月6日、WWEクルーザー級王座争奪トーナメント2回戦でムスタファ・アリ と対戦。序盤より左腕を集中とした攻撃を受けた事によりダメージを蓄積。終盤に打撃戦を制してパンプハンドル・デスバレードライバーの体勢に入るも左腕に力が入らずバックスライド に移行するも切り返され、クルシフィックス でフォールを取られ敗戦した[ 10] [ 11] 。10月6日、地元であるビクトリア州 メルボルン に所在するメルボルン・クリケット・グラウンド で開催されたSuper Show-Down にてWWEクルーザー級王座 を保持するセドリック・アレクサンダーに挑戦。終盤にスパニッシュ・フライ 、ランバー・チェック と立て続けに大技を喰らうがこれを耐え、最後は場外よりトップロープから飛んだアレクサンダーにカウンターのニー・リフト からマーフィーズ・ロウ を決めて勝利。ベルトを奪取した[ 12] 。
新日本プロレス
2021年 11月13日、サンノゼ大会にて、オカダ・カズチカ と対戦。レインメーカーにより、3カウントに沈む。
その他
私生活では、WWEスーパースターのリア・リプリー と婚約した。[ 13]
得意技
フィニッシュ・ホールド
マーフィーズ・ロウ
前屈みになった相手の左手を相手の股下から左手で掴み、自身の右腕を相手の右脇下から後頭部に通す。その後自身の頭上までファイヤーマンズキャリー の体勢に担ぎ上げる。そして素早く回転し、デスバレードライバーに移行する。205 Live出場時よりフィニッシャーとして使用。
シルバ・スタープレス
スタンディング・シューティング・スタープレス
シルバ・ショック
パンプハンドル・ネックブリーカー
ライツ・アウト
変型ジャーマンスープレックス
打撃技
エルボー
バック・スピン・エルボー
エルボー・スタンプ
ナックルパンチ
バック・ハンド・チョップ
クローズライン
各種ニーリフト
通常のニーリフト 、ランニング・ニーストライク 、ジャンピング・ハイニー など使い分ける。
バイシクル・ニー
助走をつけて二段蹴りのモーションで軽く宙に舞上がり、振り上げた右膝で相手の顔面や顎、胸板を下から突き上げるような膝蹴りを叩き込む。
変型膝蹴り
飯伏幸太 が使用するカミゴェと同じ技。2019年頃から使用。
相手がマットに片膝をついた状態で相手の両手首を掴み、腕を引くと同時に膝を顔面に突き刺す技。
ドロップキック
延髄斬り
ローリングソバット
スーパーキック
ダイビング・ダブルニースタンプ
座りこんだ相手の両肩に向けてトップロープからダイビングダブルニードロップを放つ技。
シルバ・ブレット
投げ技
ランニング・スープレックス
通常盤、場外で使用する事も有る。
スパープレックス
パワーボム
3連発で放つバージョン、投げ捨て式も使用。
シットダウン・ジャンピング・パワーボム
ジャーマンスープレックス
スクープパスラム
飛び技
トペ・スイシーダ
トペ・コン・ヒーロ
ミサイルキック
タイトル歴
NXTタッグ王座
WWE
w / セス・ロリンズ
w / ウェスリー・ブレイク
MCW
PCW
入場曲
"Robot Rock" - Daft Punk
"Action Packed" - Kosinus
"Stay Now" - All Good Things
"Opposite Ends of the World" - CFO$
脚注
外部リンク