リリス (ブランド)
リリス (LiLiTH、LILITH[2]) は、大阪市中央区安堂寺町2-3-5 第18松屋ビル8Fに本社を置く株式会社スロアストンが運営する[3][4]、2003年に設立されたアダルトゲームブランド。 概要基本的にロープライス作品のみを取り扱う(商品価格帯は、ダウンロード版で3,000円程度、パッケージ版で4,000円程度)[注釈 1]。「企業同人」の一つとしても認知されている[注釈 2]。 インターネットを介したダウンロード版と一般流通のパッケージ版との二種類の形態で商品をリリースしており、発売はダウンロード版が約一週間ほど先行した後、パッケージ版が発売されている。基本的には5つのレーベルから各タイトル作品はリリースされる。シリーズ作品の新作続編や、番外編または総集編などの場合、ブランド内の各レーベル間で横断的に展開されるのも特徴といえる。
DVDプレイヤーズゲームに関しては、2013年8月より自社ブランドの「Playing DVD LiLiTH」レーベルで取り扱いを開始した(初回作品は『鋼殻のアイ 潜在意識へのメス豚刻印 Playing DVD』および『Tentacle and Witches Playing DVD』の同時リリース)。また、一部の作品が株式会社アクラスの「アイチェリー」および「プチチェリー」より発売されている。 関連レーベルとして、自社の作品を原作とした映像化作品を制作・販売する「Pixy」(アダルトアニメ)、「ZIZ」(アダルトアニメ・アダルトビデオ)が存在する。 各販売店・ダウンロード販売サイトにおいては、サブレーベル毎に細分化して取り扱われている場合と、すべて「LILITH」として一括で取り扱われている場合とがある。また、映像化レーベルと併せて「LILITH - PIXY」ないし「LILITH - PIXY - ZIZ」として取り扱われている場合がある。 LiLiTHコメディ的な要素も含んだ恋愛物など明るめの雰囲気の作品を主に取り扱うレーベル[5]。同系列別レーベルの「ブラックリリス」に対して「白リリス」と称される場合もある[6]。 過去に各レーベルから発売された作品のイベントシーンの抜粋した『リリスベストセレクション』シリーズや、人気作品の番外編や外伝をオムニバス収録する『LILITH-IZM』シリーズも、基本的にこのレーベルでの扱いである(作風の異なる『IZM06』および『IZM08』は別レーベル)。 同系列の「Pixy」レーベルにて『姉☆孕みっくす』、『孕ませて青龍君!』がアニメ化されている。 LiLiTHの作品一覧(日付:[7])
BLACK LiLiTH鬼畜系や触手ものなどアブノーマルな演出を含む作品を取り扱うレーベル[12]。 同系列の「Pixy」レーベル系にて、『姫騎士リリア』、『特務捜査官レイ&風子』、『対魔忍アサギ』、『奴隷メイドプリンセス』、『装甲騎女イリス』、『戦乙女スヴィア』、『宇宙海賊サラ』、『魔法少女イスカ』などがアニメ化されている。また、同系列の「ZIZ」レーベル系にて、『鋼鉄の魔女アンネローゼ』および『対魔忍ユキカゼ』がアニメ化されている他、『対魔忍ユキカゼ』は実写化もされている。 BLACK LiLiTHの作品一覧(日付:[7])
ANIME LiLiTH「BLACK LiLiTH」と同様の作風を持ち、特にアニメーション演出にこだわった作品を取り扱うレーベル[24]。 同系列の「Pixy」レーベル系にて、『監獄戦艦』、『輪姦倶楽部』(アニメ版タイトルは『りんかん倶楽部』)などがアニメ化されている。また、同系列の「ZIZ」レーベル系にて、『監獄戦艦』が実写化されている。 ANIME LiLiTHの作品一覧(日付:[7])
LiLiTH MISTダーク・ファンタジー色とライト・ファンタジー色の入り混じった、独特な雰囲気の伝奇系の作品を取り扱うレーベル[26]。 同系列の「Pixy」レーベルにて、『シオン』、『彷徨う淫らなルナティクス』、『Tentacle and Witches』などがアニメ化されている。 LiLiTH MISTの作品一覧(日付:[7])
LO-LILITH「りとるなおんなのこ」というコンセプトに基づき、可愛らしい少女をテーマとした作品を取り扱うレーベル[27][28]。 LO-LILITHの作品一覧(日付:[7])
売り上げランキングリリスでは、公式HPにて「LiLiTHゲームランキング」を発表する特設ページを設置[3]。前月の月間ランキングおよび前年の年間総合ランキングが第10位まで公開されている。 2013年(集計期間:2013年1月1日 ~ 2013年12月31日)[29]
2012年(集計期間:2012年1月1日 ~ 2012年12月31日)[30][31]
※2012年ランキングの第3位と第4位に関しては、発表時期により差異が見られるため、それぞれの出典とともに併記した。 脚注注釈
出典
外部リンクInformation related to リリス (ブランド) |