兵器庫(へいきこ)は、武器や弾薬などの兵器を貯蔵・格納するための施設。武器庫(ぶきこ)ともいう。
イギリス
英語ではArsenal(アーセナル)というが、Arsenalには兵器庫のほか武器庫や兵器工場[1]の意味もある。
イギリスでは19世紀にウーリッジの地にロイヤル・アーセナル(王立兵器工場)が開かれ20世紀半ばまで武器や弾薬が生産されていた[1]。サッカー・プレミアリーグのアーセナルFCはこの工場労働者によって結成されたチームである[1]。
フランス
フランス語ではArsenal(アルスナル)というが、Arsenalにも兵器庫のほか武器庫や兵器工場の意味がある[2]。
パリのアルスナル地区一帯には14世紀から王室の武器庫が設けられていた[2]。これらの施設跡は建築展示場であるパヴィヨン・ド・ラルスナルやアルスナル図書館となっている[2]。
出典
- ^ a b c ロイヤル・アーセナル(ウーリッジ) ロンドンナビ、2018年12月3日閲覧。
- ^ a b c 稲葉宏爾『FIGARO BOOKS 改訂版 ガイドブックにないパリ案内』2012年、41頁
関連項目