兵庫県道23号三木宍粟線(ひょうごけんどう23ごう みきしそうせん)は、兵庫県三木市と宍粟市を結ぶ主要地方道(兵庫県道)である。
概要
以前は兵庫県道23号三木山崎線だったが、宍粟市発足(2005年4月1日)に伴い2006年4月1日兵庫県告示第418号の2で現在の路線名称に改称した。
兵庫県道22号(三木街道)、国道29号と合わせて神戸市方面と鳥取市方面を最短で結ぶルートとなっている。
起点 - 小野市市場町間は国道175号の旧道である。
小野市市場町 - 小野市敷地町間には国道175号との重用があり、そのため変則的なルートをとる。それは以下の通りである。
- 三木市 - 小野市樫山町 - 小野市市場町間は旧国道175号。
- 小野市市場町で国道175号方面へ連絡迂回。
- 国道175号の小野市市場町 - 小野市浄谷町間は国道175号と重用。
- 小野市浄谷町から旧国道175号方面へ連絡、小野市敷地町の旧国道175号交点を経て加西市へ。
- 途中小野市市場町で兵庫県道18号加古川小野線と、小野市天神町で兵庫県道81号小野香寺線と、小野市浄谷町で兵庫県道75号小野藍本線とそれぞれ接続。
姫路市安富町の安志南交差点から終点までは国道29号との重用である。そのため宍粟市内の道路標識では当道路の表記がない。
路線データ
歴史
2013年9月の平成25年台風第18号の災害により、加古川を渡る粟田橋の橋脚が河床洗掘により沈下する等の大きな損傷を受け通行止めとなり[1]、架け替え工事を行い、2016年7月9日に復旧・開通した[2]。
年表
路線状況
バイパス
- 高木末広バイパス
兵庫県三木市の市街地部分を通過する経路を避けるために三木市別所町高木から同市末広まで建設された全長0.98 kmのバイパスである。2006年(平成18年)度から建設が始まった。美嚢川に架橋されている「かじや橋」部分の0.48 kmは2020年(令和2年)9月26日に開通した[4]。残りの兵庫県道20号加古川三田線までの0.34 kmは、2022年(令和4年)4月5日に開通[5]。
-
建設する前の「かじや橋」の場所
三木市末広で撮影
-
建設中のバイパス
三木市別所町高木で撮影
- 丸山バイパス
加西市北条町西高室から北条に至る全長660 mのバイパスである。2019年(平成31年)4月13日に開通[6]。
重複区間
地理
通過する自治体
交差する道路
-
起点付近
三木市本町2丁目
-
イオン三木店付近
三木市大村
-
神戸電鉄粟生線沿い
小野市樫山町
-
小野市立図書館付近
小野市中島町
-
国道372号との交点
加西市中野町
-
国道312号との交点
神崎郡福崎町福崎新
-
中国自動車道との並走区間
姫路市夢前町前之庄
沿線にある施設など
主要施設
名所・旧跡・観光地
脚注
注釈
- ^ 下り線は姫路市道置塩134号線経由で接続。
- ^ a b 三木市道経由で接続。
出典
関連項目