寄せ鍋(よせなべ)は、鍋料理の一つである。汁を入れた鍋に野菜や魚介類、肉類などの様々な材料を入れて煮込むものであり、地方毎に出汁や具材が異なり、多様な種類が存在する。
概要
各地方の産物を具材として加えることで、特色が出る。出汁はかつお、昆布、キノコ、貝類などでとる。味付けとしては、塩、醤油、酒、味噌(赤だし、白みそ)などが一般的。具材は、白菜や葱、ニラなどの野菜類、大豆製品(豆腐、厚揚げ、揚げ)、練り物類(はんぺん、薩摩揚げ、ちくわ、かまぼこ)、海老や魚、貝、カニなどの魚介類、肉類(牛肉、鶏肉、豚肉、挽肉)、つみれ、ウィンナー、キノコ類、玉子焼きなど、ほとんど何でもアリといってよい。
鍋の種類によっては、最後に麺類(うどん、ラーメン)あるいは飯類に卵やチーズなどを入れて雑炊にし、締めとすることが定番になっている。
脚注
関連項目