小田井縣神社
小田井縣神社(おだいあがたじんじゃ)は、兵庫県豊岡市にある神社。小田井縣神社の末社に「柳ノ宮神社」があり、毎年8月1日、2日に「豊岡柳祭り」が行われる。豊岡市市街地域の最大のお祭りである。但馬五社の一社とされる。 祭神国作大己貴命 『国司文書・但馬神社系譜伝』には、上座 国作大己貴命(クニツクリオオナムチノミコト)・中座 天照国照彦天火明命・下座 海童神…以上、三座 歴史『国史文書・但馬故事記』(第四巻・城崎郡故事記)及び『国史文書・但馬神社系譜伝記』(第四巻・城崎郡神社系譜伝)に、 天火明命(アメノホアカリノミコト)は、これより西して、谿間(タヂマ)に入り、清明宮(スガノミヤ)に駐る。 豊岡原に降り、御田(オンデン)を開く。又、垂井天物部命を使いて、真名井を黄沼前(キノサキ)に掘り、御田に灌ぎ、瑞稲を作る。 故、其の地を豊岡原と云い、真名井を、御田井(オダイ)と云う。 のち、小田井と改まる。小田井の縣と称するは是なり。(中略) 人皇一代神武天皇3年秋8月、国作大己貴命を黄沼前(キノサキ)の丘に鎮座す。 同9月、天火明命をもまた沼前の丘に鎮座し、帆前斎主命(ホマエイツキヌシノミコト)は御食(ミケツ)の大前に仕え奉る。 人皇15代神功皇后摂政3年 征韓の功により社殿を造営し、幣帛(ヘイハク)を納め、祭祀を奉行す。 黄沼前県主、武身主命は幣帛使となり、武身主命が征韓において斎くところの大海童神(底津海童神・中津-・表津-の三神)を下座に配祀す。 人皇40代天武天皇の白凰3年夏6月、天下大旱(ダイカン)、雨を小田井県宮に祈り、戒器を神庫に納め、はじめて矛立神事・水戸上神事を行う。後世これを称して『矛立神事』『河内神事』という。 また神酒所(神)を斎き祀り、神酒を醸し、御食津神を斎き祀り、御食を作り、これを奉る。御贄(ミニエ)村(今の三江)にある酒垂神(酒垂神社)・御贄神これなり。城崎郡司・物部韓国連久々比(モノノベカラクニノムラジクグヒ)これを奉行す。 沿革
摂末社
祭事
現地情報
徒歩 車
脚注注釈出典関連項目外部リンク
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