山梨学院大学サッカー部 |
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原語表記 |
山梨学院大学サッカー部 |
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呼称 |
山梨学院大学 |
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クラブカラー |
C2CBLUE |
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創設年 |
2005年 |
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所属リーグ |
関東大学サッカーリーグ |
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所属ディビジョン |
2部 |
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ホームタウン |
山梨県甲府市 |
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ホームスタジアム |
山梨学院和戸サッカー場 和戸富士見サッカー場 |
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代表者 |
横森巧(総監督) |
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監督 |
岩渕弘幹 |
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|
|
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
山梨学院大学サッカー部は、山梨県甲府市にある山梨学院大学のサッカー部である。なお、当項目では同サッカー部の関連クラブも併せて記載する。
概要
2005年創部。総監督に山梨県立韮崎高等学校元監督の横森巧、監督にセレッソ大阪元監督の塚田雄二が就任して、東京都大学サッカーリーグに参加した。2009年2月に日本プロサッカーリーグに加盟するヴァンフォーレ甲府と業務提携を締結した[1]。
2010年の都大学リーグ2部で優勝して、2011年より都大学1部リーグに昇格した。2013年に都大学リーグ1部で優勝したが、関東大学サッカー大会で敗れた。2019年は6年ぶりに都大学リーグ1部を優勝するも、関東大学サッカー大会昇格決定戦で神奈川大学に敗れあと一歩で昇格を逃す。2022年は2年ぶりに都大学リーグ1部を優勝すると、関東大学サッカー大会でもグループAを1位で通過。関東大学サッカーリーグ2部への昇格を果たした。
大学サッカーリーグでの登録名は「山梨学院大学」であるが、関連チームと区別するため「GALAXIES」の愛称がある[2]。なお、都大学リーグに参加しているため、天皇杯の予選も東京都の予選に参加している。
戦績
年度 |
所属 |
順位 |
勝点 |
試合 |
勝 |
分 |
敗 |
得点 |
失点 |
差 |
監督
|
2009 |
東京都3部 |
優勝 |
22 |
9 |
8 |
1 |
0 |
39 |
3 |
36 |
塚田雄二
|
2010 |
東京都2部 |
優勝 |
22 |
9 |
7 |
1 |
1 |
23 |
12 |
11
|
2011 |
東京都1部 |
2位 |
16 |
9 |
5 |
1 |
3 |
26 |
17 |
9
|
2012 |
6位 |
13 |
9 |
4 |
1 |
4 |
16 |
19 |
-3
|
2013 |
優勝 |
36 |
18 |
11 |
4 |
3 |
44 |
18 |
26
|
2014 |
4位 |
36 |
18 |
9 |
3 |
6 |
21 |
14 |
7
|
2015 |
4位 |
27 |
18 |
7 |
6 |
5 |
34 |
23 |
11
|
2016
|
5位
|
25
|
18
|
8
|
1
|
9
|
28
|
31
|
-3
|
|
2017
|
5位
|
30
|
18
|
9
|
3
|
6
|
36
|
26
|
10
|
|
2018
|
3位
|
30
|
18
|
9
|
3
|
6
|
34
|
25
|
9
|
|
2019
|
優勝
|
41
|
18
|
13
|
2
|
3
|
43
|
17
|
26
|
|
2020
|
優勝
|
31
|
13
|
10
|
1
|
2
|
24
|
9
|
15
|
|
2021
|
5位
|
44
|
24
|
13
|
5
|
6
|
65
|
32
|
33
|
|
2022
|
優勝
|
52
|
22
|
17
|
1
|
4
|
72
|
21
|
51
|
|
2023
|
関東2部
|
3位
|
39
|
22
|
11
|
6
|
5
|
40
|
23
|
17
|
|
関連チーム
山梨学院大学PEGASUS
山梨学院大学サッカー部の「2番手」に当たるチーム[3] であり、山梨県社会人サッカーリーグに所属している。2022年に「ペガサス」から「PEGASUS」へチーム名表記を変更している[4]。
山梨県サッカー選手権大会(兼天皇杯全日本サッカー選手権大会山梨県予選)では2013年・2019年・2022年に優勝。また新型コロナウイルスの影響により大会が中止となった2020年にも推薦を受けて天皇杯出場を果たしている。
初出場の第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会では1回戦で福島ユナイテッドFCに敗れた。
- 戦績
年度 |
所属 |
順位 |
勝点 |
試合 |
勝 |
分 |
敗 |
得点 |
失点 |
差 |
監督
|
2010 |
山梨県3部B |
優勝 |
|
|
|
|
|
|
|
|
塚田雄二
|
2011 |
山梨県2部B |
優勝 |
|
|
|
|
|
|
|
|
須藤大輔
|
2012 |
山梨県1部 |
優勝 |
22 |
7 |
6 |
0 |
1 |
31 |
5 |
26
|
2013 |
山梨県SL |
優勝 |
28 |
12 |
9 |
1 |
2 |
36 |
13 |
22
|
2014
|
優勝
|
27
|
10
|
9
|
0
|
1
|
44
|
7
|
37
|
|
2015
|
優勝
|
23
|
10
|
7
|
2
|
1
|
36
|
14
|
22
|
|
2016
|
優勝
|
25
|
10
|
8
|
1
|
1
|
49
|
10
|
39
|
|
2017
|
山梨県1部
|
2位
|
33
|
14
|
11
|
0
|
3
|
55
|
15
|
40
|
|
2018
|
5位
|
22
|
14
|
7
|
1
|
6
|
56
|
31
|
25
|
|
2019
|
優勝
|
34
|
14
|
11
|
1
|
2
|
71
|
16
|
55
|
|
2020
|
優勝
|
18
|
7
|
6
|
0
|
1
|
41
|
9
|
32
|
|
2021
|
4位
|
16
|
10
|
5
|
1
|
4
|
1[5]
|
7
|
-6
|
|
2022
|
3位
|
19
|
10
|
6
|
1
|
3
|
11[5]
|
7
|
4
|
|
2023
|
2位
|
35
|
14
|
11
|
2
|
1
|
89
|
9
|
80
|
|
山梨学院大学ORIONS
山梨学院大学サッカー部の「3番手」に当たるチーム[3] である。2021年限りで山梨県リーグを脱退、2022年に「オリオンズ」から「ORIONS」へチーム名表記を変更し、インディペンデンスリーグで活動している[4]。
山梨県サッカー選手権大会では2012年および2016年に優勝。2016年の第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦で栃木ウーヴァFCにPK勝ち、天皇杯初勝利を収めた。
- 戦績
年度 |
所属 |
順位 |
勝点 |
試合 |
勝 |
分 |
敗 |
得点 |
失点 |
差 |
監督
|
2011 |
山梨県3部B |
優勝 |
|
|
|
|
|
|
|
|
町田秀三
|
2012 |
山梨県2部A |
優勝 |
|
|
|
|
|
|
|
|
2013 |
山梨県1部 |
4位 |
11 |
7 |
3 |
2 |
2 |
13 |
7 |
6
|
2014
|
2位
|
17
|
7
|
5
|
2
|
0
|
25
|
5
|
20
|
|
2015
|
優勝
|
21
|
7
|
7
|
0
|
0
|
37
|
2
|
35
|
|
2016
|
山梨県SL
|
2位
|
22
|
10
|
7
|
1
|
3
|
30
|
11
|
19
|
|
2017
|
山梨県1部
|
4位
|
31
|
14
|
10
|
1
|
3
|
45
|
14
|
31
|
|
2018
|
4位
|
23
|
14
|
7
|
2
|
5
|
46
|
39
|
7
|
|
2019
|
3位
|
26
|
14
|
8
|
2
|
4
|
41
|
25
|
16
|
|
2020
|
3位
|
15
|
7
|
5
|
0
|
2
|
33
|
12
|
21
|
|
2021
|
3位
|
19
|
10
|
6
|
1
|
3
|
6[5]
|
4
|
2
|
|
その他
- 山梨学院大学BRAVES
- 山梨学院大学ブラウンベアーズ
- 2016年は山梨県リーグ1部3位、2017年は山梨県リーグ2部2位の成績を残したが、同年をもって活動休止。
- 山梨学院大学サッカー部女子
失格処分
上述の通り、山梨学院大学サッカー部内では複数のチームが存在するが、解釈の相違により失格処分になったことがある。
天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会の山梨県代表を決定する第26回山梨県社会人サッカー選手権春季大会(県予選)で決勝に進出した山梨学院大学ペガサスは決勝戦で韮崎アストロスに勝利し山梨県代表として2021年5月22日開催予定の1回戦(マッチナンバー17)に出場予定だった。しかし決勝で出場した選手の1人が県予選準決勝では山梨学院大学オリオンズの選手として出場しており、JFA規則「同一の選手が同じ大会に複数のチームから出場することは出来ない」に抵触すると判断[6]。検討のうえ協議した結果、「競技規則違反により没収試合とし、県予選決勝は山梨学院大学ペガサスの0-3の敗戦」となり、山梨県代表は韮崎アストロスとなった[7]。
山梨学院大学側は事前に山梨県サッカー協会に確認を取り、山梨県サッカー協会(YFA)はこの規定を「組織単位」のものとし、同一組織(大学)内でのチーム間移籍であれば可能と判断していた。しかし県予選決勝を観戦していた者が山梨学院大学オリオンズの選手が山梨学院大学ペガサスの選手として出場していることに気づき、試合後日本サッカー協会(JFA)に通報。JFAは「今回の事例は規則違反である」とYFAに通知し、YFAも協議の結果没収試合とすることとなった[6]。
主な出身者
脚注
- ^ 『山梨学院大学との業務提携のお知らせ』(プレスリリース)J's GOAL(ヴァンフォーレ甲府)、2009年2月26日。http://www.jleague.jp/sp/jsgoal_archive/official/detail.php?press_code=00078280&team=460。2016年8月27日閲覧。
- ^ 2020年までは「ブレーブス」の愛称であった。2021年より「ギャラクシーズ」に愛称を変更、2022年に「GALAXIES」に表記を変更した。「ブレーブス(現:BRAVES)」はインディペンデンスリーグで活動するチームの愛称となっている。
- ^ a b “チーム紹介”. 日本サッカー協会. 2016年8月27日閲覧。
- ^ a b “山梨学院大学PEGASUS|チーム紹介|天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会|JFA.jp”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2023年2月14日閲覧。
- ^ a b c 後期・下位リーグ3試合のみの成績(前期リーグの勝ち点は後期に持ち越しとなるが、得失点差は後期のみの成績で順位を決定するため)。
- ^ a b 山梨日日新聞 2021年5月25日付紙面より
- ^ 『第101回天皇杯 山梨県代表として韮崎アストロスが出場、1回戦は5月26日(水)』(プレスリリース)日本サッカー協会、2021年5月24日。http://www.jfa.jp/news/00026994/。2021年5月24日閲覧。
外部リンク