操作された都市
『操作された都市』(そうさされたとし、朝: 조작된 도시、英: Fabricated City)は、2017年公開の韓国映画。殺人犯の濡れ衣を着せられたゲーマーの主人公が、オンラインゲームの仲間たちと共に事件の真相を明らかにするため奮闘するSFサスペンスアクション[1]。監督は映画『トンマッコルへようこそ』などを手掛けたパク・クァンヒョン[2][3]。 レンタル版Blu-ray&DVD邦題は『マッド・シティ 操作された都市』。 ストーリー現実社会ではしがない無職だが、オンラインゲームの中では完璧なリーダーを務める「隊長」ことクォン・ユ(チ・チャンウク)は、常連のネットカフェで携帯電話を拾う。電話機を持って来れば礼をするという見知らぬ女からの電話を受け、指定された部屋を訪ねるクォン。しかし、わけも分からないまま彼女を殺害した犯人として警察に追われるようになる。 わずか3分16秒の間に殺人犯に仕立て上げられたクォンは、未成年を惨殺した凶悪殺人犯として全国に報道され、実刑が確定。刑務所内ではマ・ドクス(キム・サンホ)を頂点とした受刑者のヒエラルキーが出来上がっており、新入りのクォンは想像を絶するほどの惨い扱いを受ける。そんな中、時折面会に訪れていたクォンの母が自殺したという知らせが届く。絶望したクォンは、身の潔白を証明するため刑務所から脱走することを決意する。 クォンのオンラインゲーム仲間で引きこもりの天才ハッカーであるユン・ヨウル(シム・ウンギョン)は、刑務所から抜け出したクォンを自宅に匿う。ヨウルの呼びかけにより、同じくゲーム仲間のプレイヤーネーム「デモリション(爆弾少佐)」(アン・ジェホン)、「龍の使い」(キム・ミンギョ)、「余白の美」(キム・ギチョン)も集結。ヨウルの調べによると、犯行現場に決定的な証拠が置かれ、24時間以内に容疑者が逮捕、氏名が公表されるというクォンと同様のケースの事件が都市全体で多発しているという。「隊長」であるクォンを助けるため、一同はそれぞれのスキルをフル活用して反撃を開始する。 キャスト
受賞2017年度
脚注
外部リンク |