桑山 元武(くわやま もとたけ)は、江戸時代初期から中期にかけての旗本。
経歴
桑山直晴の次男として生まれ、同族の桑山元稠の婿養子となる。元禄11年(1698年)、5代将軍・徳川綱吉に拝謁する。宝永6年(1709年)書院番に列し、同年12月に小納戸に任命され、正徳4年(1714年)布衣の着用を許される。享保元年(1716年)7代将軍・徳川家継が死去し、旗本寄合席に列する。享保5年(1721年)家督を継ぎ、享保9年(1725年)小姓組組頭となり、翌年西城書院番の組頭になる。享保14年(1730年)禁裏付に転任、翌年従五位下丹波守に叙任する。寛保元年(1741年)持弓頭に転任、延享元年(1744年)西城の留守居に転任、宝暦2年旗奉行に転任し、翌年職を辞する。
はじめ桑山元稠の次男の元陳を養子にしていたが早世、続いて自身の弟の元如を養子に迎えるがこれも早世し、孫の元輝(石尾氏記の三男)を養子に迎えたが早世。結果、元如の遺児である桑山貞因が家督を継いだ。
系譜
父母
正室
子女
養子
参考文献