『王への手紙』(おうへのてがみ、The Letter for the King、ザ・レター・フォー・ザ・キング)は、2020年から放送されているイギリス・オランダのテレビドラマシリーズ。祖国を救う大役を任された見習い騎士の冒険を描くファンタジードラマ。トンケ・ドラフト(英語版)の児童小説『王への手紙』(上下、岩波少年文庫、2005年)を原作に、ウィリアム・デイヴィスが製作、アミール・ウィルソン、ルビー・アシュボーン・サーキスらが出演した[1]。Netflixが2020年3月20日に全世界へ配信した[2]。
あらすじ
ダホナウト王国の16歳の見習い騎士ティウリ。ティウリは祖国を救うため、託された手紙を隣国の王へ届ける危険な旅に出る[3]。思いがけない使命を与えられ、大山脈のかなたの隣国へと向かったティウリの行く手には、陰険なスパイやさまざまな陰謀が待っていた。
キャスト
メイン
- ティウリ
- 演 - アミール・ウィルソン(英語版)
- ラヴィニア
- 演 - ルビー・アシュボーン・サーキス
- イオナ
- 演 - ザディア・グラハム(英語版)
- アルマン
- 演 - イスラム・ブアッカズ
- イウシポ
- 演 - ジョナ・リース
- フォルド
- 演 - ジャック・バートン
- ピアック
- 演 - ナサニエル・サレー(英語版)
- ヴィリディアン王子
- 演 - ヘイス・ブロム(英語版)
- アリアノル女王
- 演 - エミリー・コッケレル
- ジャロ
- 演 - ピーター・フェルディナンド(英語版)
リカーリング
- Darya
- 演 - ケミ=ボー・ジェイコブス
- サー・ティウリ
- 演 - デビッド・ウェナム
- ファントゥマル
- 演 - オミッド・ジャリリ
- リストリディン
- 演 - ケン・ヌヲス
- ファヴィアン王
- 演 - ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
- イリディアン皇太子
- 演 - ヤーコブ・オフテブロ(英語版)
- ヤブルート
- 演 - タウフィーク・バルホーム(英語版)
ゲスト
- Bors
- 演 - ヨハンネス・ハウクル・ヨハネッソン(英語版)
- 黒い騎士
- 演 - ベン・チャップリン
- Tristan
- 演 - フィオン・オシェイ(英語版)
- Mayor of Mistrinaut
- 演 - アンディ・サーキス
- Abbot
- 演 - キム・ボドゥニア
- スルーポル
- 演 - デヴィッド・ウィルモット(英語版)
- Shona
- 演 - リーサ・ローヴェン・コングスリ(英語版)
- General
- 演 - ピーター・マッコーリー(英語版)
エピソード
製作
2018年7月、Netflixが本作の製作を発表した。これはNetflix初のオランダ小説の映像化となる[4]。製作はオランダ出身のPaul Trijbitsの会社FilmWaveが担当した。主な撮影はニュージーランドとチェコのプラハで行われた[5]。
評価
批評
本作は批評集積サイトのRotten Tomatoesに20件のレビューがあり、批評家支持率は60%、平均点は10点満点で6.69点となっている[6]。また、Metacriticには6件のレビューがあり、加重平均値は55/100となっている[7]。
脚注
外部リンク