きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物
『きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物』(きかんしゃトーマス さがせ!!なぞのかいぞくせんとうしなわれたたからもの)は、『きかんしゃトーマス』の長編シリーズ11作目の作品である。 概要「きかんしゃトーマス」のフル3DCG製作による長編としては8作目にあたる。本作は原作「汽車のえほん」出版70周年記念作として製作された長編であり、海賊船や失われた海賊の宝物を狙う船乗りのジョンとそれを追うトーマスの冒険が描かれている。米国では2015年9月8日にDVDリリース。英国では2015年7月17日に劇場公開され、同年9月28日にDVDがリリースされた。新キャラクター、ライアンの英米版の声優に俳優のエディ・レッドメイン、船乗りのジョン役にジョン・ハート、レールボートのスキフ役にジェイミー・キャンベル・バウアーが起用され話題となった。 模型(人形劇)製作のテレビシリーズでは技術的に映像化不可能だったちんまり鉄道の小型機関車の物語が3DCG化で映像化可能となり、本作ではその小型機関車が登場する。また、ちんまり鉄道が登場する原作第22巻「小さな機関車たち」には作者ウィルバート・オードリー本人が登場している事から、本作には3DCGで製作されたウィルバートが登場する。その他、幼児に人気があったがテレビシリーズが3DCG化して以降出番がなかったドナルドとダグラス、デイジーや一部の建設機械が再登場している。 本作では劇伴の演奏をプラハ市フィルハーモニー管弦楽団が務め[3]、オーケストラの使用は長編第1作「きかんしゃトーマス 魔法の線路」以来となった。 日本での公開日本では2016年4月9日に劇場公開、DVDは同年10月12日に発売された。本作より配給がイオンエンターテイメントおよび東京テアトルによるものとなり、公開劇場もイオンシネマ系が中心となる。ロックミュージシャンのDAIGOがゲスト声優としてライアン役で出演している。 本作のパンフレット及び発売当初のDVDジャケットには、脚本のアンドリュー・ブレナーがドン・ブレナーと誤植されていたが、現在のDVDジャケットではその誤植は訂正されている。 あらすじソドー島にて自分の支線を走っていたトーマスは、ゴードンの急行客車を脱線させてしまったことでトップハム・ハット卿に叱られ、罰として新しい支線(ハーウィック線)の工事を手伝う事になる。現場に赴いたトーマスはまたしても不注意により陥没に遭うものの、落ちた穴の底で大きな海賊船を発見した。それを狙い船乗りジョンとその相棒である帆船スキフが現れ、トーマスはひょんなことから二人の宝探しを手伝うこととなる。ところがなかなか海賊のお宝は見つからず、トーマスはジョンに疑われてしまう。果たしてトーマスは再び誰かからの信用を得ることができるのか。 新キャラクター
アールズデール鉄道(ちんまり鉄道)→詳細は「小さな機関車たち」を参照
キャスト
脚注
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