さしこのくせに〜この番組はAKBとは全く関係ありません〜
『さしこのくせに〜この番組はAKBとは全く関係ありません〜』(さしこのくせに このばんぐみはエーケービーとはまったくかんけいありません)は、TBSと大分放送で2011年1月から同年9月まで放送されていたバラエティ番組。在籍当時AKB48メンバーでは初の単独冠番組となった[1]。副題とは異なり、実際にはAKB48関連や派生ユニット、メンバーの宣伝や企画参加も実施されていた。 概要当時在籍していたAKB48[注 1]一のへたれキャラである指原莉乃の単独冠番組。「さしこ育成バラエティ」と銘打ち、司会を務める土田晃之の指示の下、指原を立派なアイドルに育て上げるためにさまざまなチャレンジを行う。チャレンジする際の服装はジャージが基本。チャレンジの様子は「さしこ審議委員会」[注 2]によって毎週評価を下され、あまりにも評価が低ければ番組は即打ち切りとなる。 公式携帯サイトから視聴者も投票することができるが、投票には月額制の有料会員登録と1投票につき50pt(50円相当)のポイントが必要となる。第5回放送ではこの投票がそのまま「番組存続希望」の投票となり、指原の携帯サイトを運営している番組スポンサーのサイバード自身が出演して「3月末までに携帯サイトへ3万票(150万円相当)を獲得しなければ番組打ち切り」という課題を与えている。放送内では「指原の人気を獲得するため」としており、放送から20時間ほどでクリアされたが、視聴者からは「ファンを利用した金集めではないか」との強い批判の声があり、放送倫理・番組向上機構の「放送と青少年に関する委員会」でも取り上げられた[2][3]。この批判についてサイバードは「賛否両論があり、今後に生かす所存」とした。また、この件では秋元康から「痛烈なお叱り」を受けたが、その理由について同社の広報担当者は「お答えできない」とした[4]。 前述した評価はおおむね「よく頑張った」と高評価であったが、第12回放送「銀だこアルバイト」ではあまりの指原の態度の悪さと常識の無さに番組への苦情が殺到した。これを受けて、第17回放送で「指原社会勉強企画・マナー教室初体験」が行われることとなった(番組内VTRで解説)。また、当時の築地銀だこの指導者は最終企画のさしこ裁判で再登場し「あの放送以来アルバイトに舐められるようになった」と述懐している。 放送リスト
スタッフ
使用楽曲AKB48やNot yet関連の楽曲を適宜使用している。 ネット局
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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