にいがた経済新聞(にいがたけいざいしんぶん)は、2016年4月に開設されたニュースサイト。新潟県内の企業の情報や経済ニュースを中心に配信している。運営は有限会社にいがた経済新聞社。2016年10月から2019年3月までは紙媒体でも同題の月刊ビジネス情報紙として発行・販売されていた。略称は「NIIKEI(にいけい)」。
概要
ウェブニュースサイト「にいがた経済新聞」は紙媒体に先行して2016年4月に配信を開始した[2]。「地域密着型ニュースサイト」を掲げている[3]。同年5月にはYouTubeチャンネル「にい経NEWS」を開設し、動画でのニュース配信もおこなっている[8]。
2016年10月から2019年3月までは、同題の情報誌が紙媒体でも印刷・発行されていた[9][2]。紙媒体版の「にいがた経済新聞」は有限会社にいがた経済新聞社から毎月10日に発行され、ウェブサイト版とは異なる記事を掲載していた[9]。定期購読のほか新潟県内の蔦屋書店、またニューデイズやキオスクなどのコンビニエンスストア、ビジネスホテルでも販売されていた[10][1]。タブロイド判、全頁カラー印刷、2018年時点では各号16–24ページで[10]、販売価格は1部249円(税込)だった(定期購読の場合、年間2,500円)[1]。休刊の翌月2019年4月には無料配布にリニューアルした月刊ビジネス情報紙として『Biz Link(ビズリンク)』を創刊したが[11][12][13][14]、2020年9月に休刊した[2][15]。
にいがた経済新聞社
- 有限会社にいがた経済新聞社
- 本社所在地: 新潟県新潟市中央区沼垂東2丁目1-18 2F[2]
法人番号は7110002002183である[16]。2022年(令和4年)1月時点では上越支局(新潟県上越市高土町)および東京支社(東京都港区浜松町)を持つ[17]。2023年には「NIIKEI文学賞」を創設した。
「にいがた経済新聞」の創刊には日刊工業新聞記者出身で新潟県議会議員を3期務めた石塚健(のち代表取締役社長)らが携わった[18][19][4][20]。
沿革
- 特記のない記述は公式ウェブサイトの記載による[2]。
- 2016年(平成28年)
- 4月 - WEBニュースサイト「にいがた経済新聞」[21]の配信をスタート[22]
- 9月 - 紙媒体『にいがた経済新聞』 創刊準備号(タブロイド判、カラー8頁)を発行[23]
- 10月 - 10月10日、紙媒体の月刊ビジネス情報誌『にいがた経済新聞』 創刊号(タブロイド判、カラー8頁)を発行[24][25][26]
- 12月 - 紙媒体『にいがた経済新聞』12月10日発売号、12頁に増頁[27]
- 2017年(平成29年)
- 1月 - 紙媒体『にいがた経済新聞』1月10日発売号、レイアウトデザインを一新し16頁に増頁[28]
- 2月 - 紙媒体『にいがた経済新聞』2月10日発売号、20頁に増頁[29]
- 6月
- ビジネス交流会「にいけいビジネスクラブ」発足
- 日露交流フォーラム「極東と新潟の交流」を開催[30]
- 10月 - 第三種郵便物認可
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 3月 - 紙媒体『にいがた経済新聞』を第30号で終刊[36]。
- 4月 - 紙媒体の後継紙として月刊ビジネス情報誌『Biz Link』(タブロイド判、カラー16頁)をフリーペーパーとして創刊[12]。
- 2020年(令和2年)
- 9月 - 紙媒体『Biz Link』終刊[15]。
- 2021年(令和3年)
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 12月 - 第1回「にい経アワード2022」を発表[42]。
- 2023年(令和5年)
- 12月 - 第1回「NIIKEI文学賞」全4部門の受賞者を発表。
NIIKEI文学賞
2023年(令和5年)に会社創立6周年を記念して、初めての文学賞企画であるNIIKEI文学賞が創設された[42]。「新潟にゆかりのある物語」を募るもので、第1回の募集ジャンルはライトノベル部門、純文学部門、エッセイ部門、ショートショート部門の全4部門であった[43]。株式会社Sight(新潟市中央区)と共催[42]。第1回の作品募集は2023年5月末に締め切られ[43]、受賞作は2023年12月頭までに順次発表された[44][45][46]。
脚注
外部リンク