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「やる気満々」「やる気まんまん」のその他の用法については「やる気まんまん」をご覧ください。 |
『やる気満々』は、TBS系列で1979年4月24日から1979年9月25日まで火曜日夜9時から1時間枠で放映されたテレビドラマ。
作品内容
広島県尾道の高校時代に陸上部の仲間だった瀬古良太(夕刊紙スポーツ記者)、花井悠一(建設会社の設計技師)、簀巻六治郎(水道局下請工事会社の現場監督)の独身男3人が、さまざまな女性たちと出会いながら、より互いの友情を深めていくホームドラマ。
出演
- 瀬古良太:古谷一行 - 夕刊タイヨウの運動部記者。ニックネームは「セコハン」。
- 花井悠一:細川俊之 - 建設会社に勤務する戸建住宅の設計技師。瀬古からは「先輩」、簀巻からは「詩人」と呼ばれている。
- 簀巻六治郎:川谷拓三 - 東京都水道局の下請工事会社の現場監督。
- 剣持苑子:山岡久乃 - 瀬古・花井・簀巻の高校時代の先生。3人と同じ東京青山の高級マンション最上階、3人の部屋の隣室で息子と姪と共に暮らしており、剣持ヨガ教室を開室。
- 剣持春之助:中村まなぶ - 苑子の息子。
- 相原ミキ:山本道子 - 苑子の姪で、苑子と同居。婦人消防官であるが、その仕事の傍らにヨガ教室の仕事も手伝う。
- 簀巻啓司:三橋達也 - 須磨真弓の父、六治郎の叔父であり、瀬古・花井・六治郎の3人が暮らしているマンションの部屋の家主。銀行に勤務し、もともとはこの部屋に娘の真弓と住んでいたが、ニューヨーク支店長として3年間の予定で海外転勤となり、その間の留守番として甥の六治郎が部屋を借りたところに、旧友の瀬古・花井が居候として転がり込み、家主の啓司には無断での3人の共同生活が始まった。
- 須磨真弓:志穂美悦子 - 夕刊タイヨウの運動部記者。瀬古の後輩であり、瀬古に思いを寄せている。後に政治部に異動。六治郎とは従妹の関係にあり、本名は簀巻真弓であるが、言葉としての「簀巻」から想起されるイメージが良くないため、「すまき」から「き」を除いた「すま」(須磨)を名字として使っている。瀬古・花井・簀巻の3人が暮らすマンションの部屋には、もともと父の啓司と住んでいたが、啓司のニューヨーク転勤後にマンションからは離れ、友人の会田初子の住まいに生活の場を移している。
- 鈴旗あかね:いしだあゆみ(特別出演) - 以前、六治郎と同棲をしていた元彼女。
- 鰐口千草:松岡由利子 - 剣持ヨガ教室に通う生徒。
- 細野小百合:山田京子 - 剣持ヨガ教室に通う生徒。
- 坂出花枝: - 馬渕晴子 - 剣持ヨガ教室に通う生徒。
- 角田松子:塩沢とき - 剣持ヨガ教室に通う生徒。
- 大西熊次郎:小林昭二 - 夕刊タイヨウの運動部部長。瀬古の上司。
- 矢代雄大:園田裕久 - 夕刊タイヨウの運動部デスク。
- 渡辺哲彦:村上正次
- 風見聞田:はかま満緒 - 花井が勤務する建設会社の上司、課長。
- 竹田:橋爪功 - 簀巻が勤務する水道工事会社の上司。
- 徳武礼子:長山藍子
- 田辺清次郎:桜井センリ - 瀬古・花井・簀巻の3人が住むマンションの1階にある喫茶店「マチス」のマスター。
- 佐々コトエ:田中世津子 - 瀬古・花井・簀巻の3人が行きつけている飲み屋「一絃」の女将。
- 会田初子:中川七瀬 - 真弓の友人。
- 井ノ口順造:柳生博 - 紙問屋社長。冬子の父。
- 井ノ口冬子:平淑恵 - 花井の婚約者。
- 井ノ口登美子:荒木道子
- たま枝:高見知佳 - 花井の姪。
- 宮崎ナオコ:研ナオコ
- 宮崎キヨコ:東村佳代 - ナオコの娘。
- ゲスト
スタッフ
主題歌
(前期)
『クリスティーナ』- (作曲・編曲:樋口康雄)
(後期)
『ブルー・ジーンズ・ライフ』(Forever In Blue Jeans)- 歌:ニール・ダイアモンド Neil Diamond(作詞・作曲:ニール・ダイアモンド Neil Diamond、リチャード・ベネット Richard Bennett)
サブタイトル
話数 |
放送日 |
サブタイトル |
脚本 |
演出
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第一話 |
1979年4月24日 |
されどカネなし |
高橋玄洋 |
脇田時三
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2 |
5月1日 |
新しい仲古い仲
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3 |
5月8日 |
我に意地あり
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4 |
5月15日 |
姪メイ小ヤギ
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5 |
5月22日 |
美男はつらいなア |
本多勝也
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6 |
5月29日 |
縁談ゾクゾク胸ワクワク
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7 |
6月5日 |
古里にボロを飾る |
脇田時三
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8 |
6月12日 |
恨めしミイラ取り
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9 |
6月19日 |
ボツもまた良し |
本多勝也
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10 |
6月26日 |
吾が道を行く
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11 |
7月3日 |
今日は友引
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12 |
7月10日 |
家主突然帰る |
福本義人
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13 |
7月17日 |
思うことあり
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14 |
7月24日 |
良太の引っ越し |
本多勝也
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15 |
7月31日 |
一本の線 |
脇田時三
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16 |
8月7日 |
混線模様 |
福本義人
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17 |
8月14日 |
堪忍袋の緒が切れて |
森薫
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18 |
8月21日 |
残暑きびしき |
本多勝也
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19 |
8月28日 |
愛してる?
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20 |
9月4日 |
明日をつかめ |
福本義人
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21 |
9月11日 |
結婚専科
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22 |
9月18日 |
先立つものは愛 |
本多勝也
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23 |
9月25日 |
友よ
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補足
- 脚本の高橋玄洋が広島県尾道市出身ということで、劇中に尾道が登場しロケも行われた。尾道のシーンで、高橋が作詞した「尾道周遊歌」という曲が主演の古谷一行、細川俊之、川谷拓三の三人により合唱されたが、これが好評でレコードにしようという話になり、三人の合唱で出すより、尾道出身の高橋が歌った方がいいんじゃないかと、高橋詞・樋口康雄曲、高橋歌唱で「尾道周遊歌」のレコードが発売されている[1]。
脚注