『アメリカン・アニマルズ』(American Animals)は、2018年のアメリカ合衆国・イギリスのクライム映画。
ドキュメンタリー出身のバート・レイトン(英語版)監督の長編劇映画デビュー作で[4]、出演はエヴァン・ピーターズとバリー・コーガンなど。
2004年にケンタッキー州の大学生4人が刺激がほしいというだけの理由で、トランスシルバニア大学の大学図書館から時価1200万ドルのヴィンテージ本を盗んだ実際の事件を、既に刑期を終えて出所した本人たちのインタビューを織り交ぜて描いている[4][5]。
2018年1月に開催されたサンダンス映画祭で初公開された[5][6]。
ストーリー
退屈な大学生活を送っていたウォーレンとスペンサーはくだらない日常に風穴を開け、特別な人間になりたいと日頃から願っていた。
ある日、2人は大学の図書館に時価1200万ドルを超えるジョン・ジェームズ・オーデュボンの画集「アメリカの鳥類」が保管されていることを知り、それを盗み出すという計画を思いつく。2人はエリックとチャズを仲間に引き入れ、入念な計画を立てる。
そして4人は特殊メイクで老人の姿に変装し、ついに計画を実行に移すが、失敗を連発してしまう。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
本人の出演
ウォーレン・リプカ、スペンサー・ラインハード、チャズ・アレン、エリック・ボーサク、ベティー・ジーン・グーチはすべて本人が本作に出演し、インタビューに答えて事件当時のことを語る。ラインハードの両親、アレンの母親、リプカの父親、犯人たちの教師の1人も、本人として出演する。
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、204件の評論のうち、89%にあたる181件が高く評価しており、平均して10点満点中7.68点を得ている[7]。
Metacriticによれば、40件の評論のうち、高評価は27件、賛否混在は11件、低評価は2件で、平均して100点満点中68点を得ている[8]。
出典
外部リンク