アンソニー・ベンダー
アンソニー・ウェイン・ベンダー(Anthony Wayne Bender、1995年2月3日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ソノマ郡ペタルーマ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのマイアミ・マーリンズ所属。 経歴プロ入りとロイヤルズ傘下時代2016年のMLBドラフト20巡目(全体613位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ロイヤルズでプロデビュー。9試合(先発5試合)に登板して2勝0敗2セーブ、防御率3.03、32奪三振を記録した。 2017年はA級レキシントン・レジェンズとA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、2球団合計で24試合(先発9試合)に登板して5勝6敗4セーブ、防御率3.96、77奪三振を記録した。 2018年はA+級ウィルミントンでプレーし、30試合(先発9試合)に登板して6勝3敗1セーブ、防御率3.57、54奪三振を記録した。2019年3月21日に自由契約となった[1]。 ロイヤルズ傘下退団後2019年4月12日に独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのスーシティ・エクスプローラーズと契約を結び、2試合に登板した。 その後、5月29日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ。この年ブルワーズ傘下ではA級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズ、A+級カロライナ・マドキャッツ、AA級ビロクシ・シャッカーズでプレーし、3球団合計で29試合に登板して2勝3敗9セーブ、防御率1.49、35奪三振を記録した。 2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、ブルワーズに籍を置きながら独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのミルウォーキー・ミルクメンでプレーした。同球団では22試合に登板して2勝1敗、防御率5.48、25奪三振を記録した。オフの11月2日にブルワーズからFAとなった[1]。 マーリンズ時代2020年11月30日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[1]。 2021年シーズンは5月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[2]、翌5日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは60試合(先発1試合)に登板して3勝2敗3セーブ、防御率2.79、71奪三振を記録した。 投球スタイル平均97.4mph(約156.8km/h)・最速99.5mph[4](約160.1km/h)を計測するシンカーと、高い回転数を誇る同86.2mph(約138.7km/h)のスライダーを主体としており、制球力も良い[5]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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