ア・プレイス・トゥ・ベリー・ストレンジャーズ(英: A Place to Bury Strangers)は、アメリカ合衆国のロックバンド。ニューヨークのブルックリンを拠点に活動[1][5][2][3][4]。略称はAPTBS[4]。
メンバー
旧メンバー
- ジェイ・スペース(英: Jason "Jay Space" Weilmeister):ドラムス
- ジョノ・モフォ(英: Jonathan "Jono Mofo" Smith):ベース
来歴
オリヴァー・アッカーマン、ジェイ・スペース、ジョノ・モフォの3名で2002年に結成[5][2][3]。2006年にザ・ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー(英語版)とニューヨークのナイトクラブ「ウェブスター・ホール」で行った公演が話題となり、翌2007年にはジーザス&メリーチェインと再びウェブスター・ホールにて共演[2]。同年9月にセルフタイトルのデビューアルバム『ア・プレイス・トゥ・ベリー・ストレンジャーズ』をKiller Pimpより発売[3][2]。同作品はライブ会場で販売していた自主制作音源を寄せ集めてマスタリングしたもの[7]。ピッチフォークで8.4点(10点満点)と評価され、「ベスト・ニュー・ミュージック」にも選出された[5][2]。
その後、ナイン・インチ・ネイルズ、MGMT、ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブなどのツアーサポートを務め[9][2]、コーチェラ・フェスティバルなどのロック・フェスティバルに出演[1]。2009年10月、2作目のアルバム『エクスプローディング・ヘッド』をミュート・レコードより発売[3]。
2012年2月、ジェイ・スペースが脱退しRobi Gonzalezが加入した事を発表[12]。同年6月、デッド・オーシャンズ移籍後初のスタジオ・アルバムにして通算3作目のアルバム『Worship』をより発売[8]。同作品は作曲、録音、ミキシング、マスタリングまで全ての工程をバンド自身で手掛けた[13][3]。
2015年2月、4作目のアルバム『Transfixiation』をデッド・オーシャンズより発売。Robi Gonzalezは同作品から録音に参加[3]。同年8月26日に渋谷O-nestで初の日本公演をギターウルフとのツーマン形式で開催予定[5][11]。
音楽性
様々な種類のフィードバック・ノイズや残響音、エフェクトされたギターサウンドが特徴[7]。ジーザス&メリーチェインの影響を受けている[2]。結成当初から「ニューヨークで最もラウド」[1][5][11][2]なシューゲイザーバンドとして紹介され、ニューヨーク・タイムズ[14]、ワシントン・ポストに取り上げられ、音楽メディアではピッチフォーク、NME、スピン、ケラング!等から高く評価される[1]。なお、日本を代表するシューゲイザーバンドとも評される[15]COALTAR OF THE DEEPERSを率いるNARASAKIも自身のTwitter上で高く評価した[7]。録音はアッカーマンが所有するデス・バイ・オーディオの工房に併設されたスタジオで行う事が多い[7][16]。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
発売日 |
タイトル |
収録曲 |
レーベル
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:2007年9月17日 :2008年11月19日 |
A Place to Bury Strangers ア・プレイス・トゥ・ベリー・ストレンジャーズ |
日本盤
- ミッシング・ユー
- ドント・シンク・ラヴァー
- トゥ・フィックス・ザ・ガッシュ・イン・ユア・ヘッド
- ザ・フォーリング・サン
- アナザー・ステップ・アウェイ
- ブリーズ
- アイ・ノウ・アイル・シー・ユー
- シー・ダイズ
- マイ・ウィークネス
- オーシャン
- ネヴァー・ゴーイング・ダウン[* 1]
- ゲット・オン[* 1]
- ラン・アラウンド[* 1]
- ハーフ・アウェイク[* 1]
- サンビーム[* 1]
- アイ・ノウ・アイル・シー・ユー (ザ・クラップ・リミックス)[* 1]
- トゥ・フィックス・ザ・ガッシュ・イン・ユア・ヘッド (ザ・クラップ・リミックス)[* 1]
- オーシャン (ザ・クラップ・リミックス)[* 1]
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Killer Pimp BounDEE
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:2009年10月6日 :2010年6月16日 |
Exploding Head エクスプローディング・ヘッド |
日本盤
- IT IS NOTHING
- IN YOUR HEART
- LOST FEELING
- DEADBEAT
- KEEP SLIPPING AWAY
- EGO DEATH
- SMILE WHEN YOU SMILE
- EVERYTHING ALWAYS GOES WRONG
- EXPLODING HEAD
- I LIVE MY LIFE TO STAND IN THE SHADOW OF YOUR HEART
- IT'S A FAST DRIVING RAVE-UP WITH A PLACE TO BURY STRANGERS[* 1]
- ALIVE[* 1]
- HIT THE GROUND[* 1]
- STRICTLY LOOKS[* 1]
- YOU STILL LOVE ME[* 1]
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ミュート・レコード VINYL Junkie Recordings
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:2012年6月26日 |
Worship |
全11曲
- Alone
- You Are the One
- Mind Control
- Worship
- Fear
- Dissolved
- Why I Can't Cry Anymore
- Revenge
- And I'm Up
- Slide
- Leaving Tomorrow
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デッド・オーシャンズ
|
:2015年2月17日 |
Transfixiation |
全11曲
- Supermaster
- Straight
- Love High
- What We Don't See
- Deeper
- Lower Zone
- We've Come So Far
- Now It's Over
- I'm So Clean
- Fill the Void
- I Will Die
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デッド・オーシャンズ
|
:2018年3月13日 |
Pinned |
全12曲
- Never Coming Back
- Execution
- There's Only One of Us
- Situations Changes
- Too Tough to Kill
- Frustrated Operator
- Look Me in the Eye
- Was It Electric
- I Know I've Done Bad Things
- Act Your Age
- Attitude
- Keep Moving On
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デッド・オーシャンズ
|
:2022年2月4日 |
See Through You |
全13曲
- Nice of You to Be There for Me
- I'm Hurt
- Let's See Each Other
- So Low
- Dragged in a Hole
- Ringing Bells
- I Disappear (When You're Near)
- Anyone but You
- My Head Is Bleeding
- Broken
- Hold On Tight
- I Don't Know How You Do It
- Love Reaches Out
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EP
- 『A Place to Bury Strangers 3-song CD/EP』(2004年、自主制作)
- 『Breathe』(2006年、自主制作)
- 『Missing You』(2006年、自主制作)
- 『Never Going Down』(2006年、自主制作)
- 『The Box Set』(2008年、Vacancy Records)
- 『Hoxton Square Sessions』(2009年、ミュート・レコード)
- 『Ego Death 2010 Tour EP』(2010年、ミュート・レコード)
- 『I Lived My Life to Stand in the Shadow of Your Heart』(2010、ミュート・レコード)
- 『Onwards to the Wall』(2012年、デッド・オーシャンズ)
- 『Strange Moon』(2013年、デッド・オーシャンズ)
- 『Fuzz Club Sessions 12" EP』(2019年、Fuzz Club Records)
- 『Ice Cream Sucks 7"』(2019年、自主制作)
- 『Hologram』(2021年、Dedstrange)
脚注
注釈
出典
外部リンク