イオンモール盛岡南
イオンモール盛岡南 (イオンモールもりおかみなみ)は、岩手県盛岡市の盛南開発地区に立地するイオンモール株式会社[1]運営のモール型ショッピングセンターである。地元では主に南イオン(みなみイオン)と呼ばれている。 SC敷地面積74,684m2、商業施設面積57,220m2。駐車場収容台数は約2,400台。 概要都市再生機構による盛岡南新都市土地区画整理事業、いわゆる「盛南開発」が進む盛岡市本宮の将来性豊かな地区で、一帯の商業の核を担っている。国道46号・盛岡西バイパスとシンボルロード「杜の道」が交差する一角に位置し、盛岡駅西口と盛岡南新都市を結ぶ杜の大橋から南に約1kmほどの距離にある。また、北西に4kmほど離れた前潟地区には、イオンモール盛岡(旧・イオン盛岡ショッピングセンター)が立地する。 ショッピングセンターの構造は地上4階・地下1階建て2核1モール形式で、2006年(平成18年)9月の開業当初は盛岡南サティとサンデーの新業態店舗を核テナントとしていた。なお、サンデーは2009年(平成21年)2月22日に撤退した。このうち盛岡南サティは、2006年(平成18年)3月末に閉店した三本柳の店舗からの移転という見方もされているが、微妙な表現ではあるものの「新しくなった盛岡南サティ誕生」と謳われているように、再生した株式会社マイカルによる第一号店であることに加えて、イオンSCへの初出店となることから、心機一転の構えを見せる。サティを運営するマイカルの新規出店は、経営破綻前の2001年(平成13年)1月以来5年9か月ぶりとなる。 商業施設面積でイオン盛岡SCを抜き、岩手県最大級のショッピングセンターとなった。イオンモール盛岡との間違いを避けるため、広告などでは「南」の文字が大きく表示されている。 2006年10月には、当SCとイオン盛岡SCとの間を連絡するシャトルバスが運行されていた(2007年9月廃止)。 サティからイオンへ当SCの核テナントとして、マイカルが新規開店した商業施設。マイカルにとって、会社更生後初めて開店したサティであり、初めてイオングループのショッピングセンターに併設されたサティでもある。 当SCにサティが入った経緯として、イオン盛岡ショッピングセンターにジャスコ盛岡店(現・イオン盛岡店)が核店舗として出店していたことと、下記で説明する旧盛岡南サティの実績において27年間の実績があるためである。また、イオンモール盛岡の案件が当初は盛岡(北)サティを核とするマイカル盛岡が出店する予定であったがマイカル破綻によりイオンに移ったものである。 2011年(平成23年)3月1日にマイカルはイオンリテールに吸収合併され消滅。同時にジャスコとサティは店名を「イオン」に統一することになり、核店舗の盛岡南サティもイオン盛岡南店に改称された。 なお、当SCの盛岡南サティが開店する前には同県の紫波郡都南村(現・盛岡市)三本柳に同名のGMS店舗が存在した。1979年(昭和54年)3月に株式会社東北ニチイ(後のマイカル東北)が「ニチイ都南店」として開店し、その後「ニチイ盛岡南店」を経て「(初代)盛岡南サティ」と改称した後、マイカルグループ破綻前にマイカル本体が経営権を譲受したのを経て、2006年(平成18年)3月31日に閉店した。その後、建物は約3年間放置されていたが、2009年(平成21年)春から夏頃に解体。跡地にはケーズデンキ新盛岡南店(運営はデンコードー)が2011年(平成23年)7月28日にオープンした。 沿革
専門店全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップ&レストラン」を、営業時間およびATM設置金融機関の一覧は公式サイト「インフォメーション」を参照。 交通アクセス
南側出入口横に2ヶ所停留所がある。1番は当モールが、2番は岩手県交通が設置している。
この他、仙北町駅西口から当モールを経由してイオンモール盛岡を結ぶ路線があったが、2023年9月30日の運行をもって廃止となった。
脚注
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