ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク
ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク(フランス語:Parc Walt Disney Studios、英語:Walt Disney Studios Park、略称:WDS)はフランスはイル=ド=フランス地域圏のパリ市外近郊にあるセーヌ=エ=マルヌ県マルヌ=ラ=ヴァレに所在している、ディズニーランド・パークなどと共にリゾート施設群「ディズニーランド・パリ」を形成する2つ目のディズニーパークである。
概要「ディズニーランド・パリ」内に2002年3月16日開園した、映画をテーマにしたディズニーパーク。フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあった「MGMスタジオ」(現在のディズニー・ハリウッド・スタジオ)を導入したものであり、パーク全体の基本的な構成やアトラクションはかなり共通している。経済的な理由で当初計画よりも規模を縮小してオープンたが、オープン後、少しずつエリアとアトラクションを拡大している。 シンボルは、「ミッキー型の貯水塔 ("Earful Tower") 」である。 沿革
施設ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークは、以下の4つの「テーマエリア」で構成されている。 フロント・ロット→詳細は「フロント・ロット」を参照
フロント・ロットは、著名な映画スタジオのクラシカルなエントランスを再現したテーマエリアで、パーク全体のエントランスでもある。ディズニーランド型のテーマパークにおけるメインストリートUSA(東京ディズニーランドではワールドバザール)のような役割を果たしている。 プロダクション・コートヤードプロダクション・コートヤードは、映画やテレビの楽しさをテーマにしたテーマエリア。トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラーの開業と共に、その周辺のエリアとトラム・ツアー部分を併せてハリウッド・ブールバールと呼ばれていたが、現在はプロダクション・コートヤードとなっている。 バック・ロットバック・ロットは、スタントアクションと興奮、映画の特殊効果などをテーマとしたテーマエリアである。大掛かりな仕掛けや刺激の強いアトラクションが多い。 トゥーン・スタジオトゥーン・スタジオは、アニメーションの秘密をテーマにしたテーマロット。「レミーのおいしいレストラン」「ファインディング・ニモ」「アラジン」「カーズ」「ファンタジア」などのディズニーアニメを題材にしたアトラクションが集まっている。 トイ・ストーリー・プレイランド→詳細は「トイ・ストーリーランド」を参照
2010年8月には「トイ・ストーリー」をテーマに扱ったエリア、「トイ・ストーリー・プレイランド」がトゥーン・スタジオ内にオープンした。エリア入り口に巨大なバズ・ライトイヤーの像が立っている。トイ・ストーリー・プレイランドは全体が映画のアンディの家の庭などをデザインして作られており、置かれているものはみな巨大サイズで、まるで自分たちがおもちゃの世界に迷い込んだかのような錯覚を受けるように作られている。 レミーのおいしいレストラン2014年4月には映画「レミーのおいしいレストラン」をテーマに扱ったエリアがトゥーン・スタジオ内にオープンした。パリの街並みが再現されたエリア内では、フランス式の花壇や優雅な噴水を歩いて、映画の主役のネズミが経営するレストランで食事をすることができる。 交通機関ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークを含むディズニーランド・パリの最寄り駅は、高速郊外鉄道RER、及びTGVのLGV東連絡線上にあるマルヌ=ラ=ヴァレ=シェシー駅である。パリ市内からはRER A線が乗り入れ、TGV駅にはTGVの他に、タリスやユーロスターも1日に数往復停車する。 今後の計画
脚注
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