ディズニー・ハリウッド・スタジオ
ディズニー・ハリウッド・スタジオ(英語:Disney's Hollywood Studios、略称:DHS[要出典])は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある4つのディズニーパークの内の1つである。 概要「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」に1989年5月1日に開園した、映画をテーマにしたディズニーパーク。同リゾートで3番目のディズニーパークである。 日本の千葉県浦安市にも本パークをモデルにしたディズニーパークを建設することが検討されていたが、1991年に日本側のディズニーパーク運営会社であるオリエンタルランドとウォルト・ディズニー・カンパニーとの間で計画が見直されることになり、2001年9月に東京ディズニーシーとして開園した[1]。 沿革
施設ディズニー・ハリウッド・スタジオは、以下の7つの「テーマエリア」で構成されている。 ハリウッド・ブールバード→詳細は「ハリウッド・ブールバード」を参照
ハリウッド・ブールバードは、パーク全体のエントランスとなるテーマエリアで、ショップやレストランなどが多く立ち並んでおり、ディズニーランド型のテーマパークにおけるメインストリートUSA(東京ディズニーランドではワールドバザール、上海ディズニーランドではミッキー・アベニュー)のような役割を果たしている。ロサンゼルスにある通りをモチーフにしており、メインゲートはパン・パシフィック・オーディトリアムをイメージしている。なお、パン・パシフィック・オーディトリアムは、パークオープンの3週間後である1989年5月24日に火事で焼け落ちてしまった[3]。チャイニーズシアターを模した建物内部には長年「ザ・グレート・ムービー・ライド」というアトラクションが位置していたが、2017年8月で終了。後継アトラクションとしてミッキーマウスをテーマにしたアトラクション、『ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ』を2020年3月4日にオープン[4]。 エコー・レイク→詳細は「エコー・レイク」を参照
エコー・レイクは、小さな楕円形の人造湖と、その周辺のアトラクション群によって形成されるテーマエリア。人気映画シリーズの『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』をテーマにしたアトラクションがあり、また1950年代のSF映画をテーマとした、レストランもこのエリアにある。また、人造湖には1914年に作られた世界最初のアニメーション『恐竜ガーティー(Gertie the Dinosaur)』を基にした恐竜の像があり、内部はアイスクリームショップになっている[5]。 グランドアベニュー→詳細は「グランドアベニュー」を参照
グランドアベニューは、マペットをテーマとしたテーマエリアであったマペッツ・コートヤードを改名したテーマエリア。元々は「マペット・スタジオ」として、ライド型のアトラクションが造られる予定だったが、結果としてシアター型のマペットビジョン3Dが造られることとなった。以前までここはストリーツ・オブ・アメリカというエリアの一部であったが、他のテーマエリア開発のため、マペッツ・コートヤードのエリアだけを残して2016年4月2日にクローズした。 2024年11月22日、マペッツ・コートヤードのエリアを映画「モンスターズ・インク」をテーマにしたエリアにリニューアルすると発表[6]。クローズ日は2025年6月7日[7]。 アニメーション・コートヤード→詳細は「アニメーション・コートヤード」を参照
アニメーション・コートヤードは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオなどの映画やキャラクターらをテーマにした、エントランスの「スタジオ・アーチ」が印象的なテーマエリア。スター・ウォーズをテーマとしたスター・ウォーズ・ローンチ・ベイや、リトル・マーメイドやディズニージュニアのキャラクターのショーがある。またミッキー・アベニューと呼ばれているエリアでは、ディズニーパークの舞台裏を知ることが出来る。 サンセット・ブールバード→詳細は「サンセット・ブールバード」を参照
サンセット・ブールバードは、1994年に行われた最初の拡張でできたテーマエリア。ロサンゼルスにある同名の道路をテーマとしている。タワー・オブ・テラーやロックンローラー・コースターなどの激しいアトラクションや、ファンタズミック!などのショーもこのエリアで観ることが出来る。 トイ・ストーリーランド→詳細は「トイ・ストーリーランド」を参照
2015年8月、スタジオ・バックロットツアーの跡地に新エリア「トイ・ストーリーランド」を建設することを発表した[8]。このエリアではディズニー・ピクサー映画『トイ・ストーリー』に登場するアンディの家の裏庭の世界が再現され、スリンキーの背中に乗るファミリー向けのローラーコースターの建設や、既存のトイ・ストーリー・マニア!のコースも拡張。また、現在ピクサー・プレイスに入口があるトイ・ストーリー・マニア!の拡張、入り口の変更も行われる。これに伴い、ピクサー・アニメーション・スタジオをテーマにしたテーマエリアであり、もともとはアニメ制作施設だったピクサー・プレイスは吸収される形となった。 2016年4月3日に工事は始め、2018年6月30日に完成した。おもちゃいっぱいの世界「トイ・ストーリーランド」には、ディズニーパークでは初登場となる新作ローラーコースターなど2つのライドアトラクションと、クイックサービスのレストランが新登場。また、人気の既設アトラクション「トイ・ストーリー・マニア」もリニューアルした。[9] スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ→詳細は「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」を参照
2015年8月にスター・ウォーズのテーマエリアを建設することを発表した[10]。公表されたアトラクションは2つで、1つはあの「ミレニアム・ファルコン」に乗り、銀河をハイスピードでめぐるというもの、もう1つはゲストが銀河戦争の兵士として戦いに参加できるものである。2017年7月、エリア名を『Star Wars: Galaxy’s Edge』とすることが発表された[11]。2019年8月に一部施設がオープンした。 アトラクション→詳細は「ディズニー・ハリウッド・スタジオのアトラクション」を参照
エンターテイメント
今後の計画
脚注
外部リンク |