カマサミ・コング
カマサミ・コング(Kamasami Kong、本名 Bob W. Zix[1][2], 1949年12月21日[1][3] - )は、アメリカ合衆国出身で、日本に在住[2]するラジオDJ。ハワイ州でキャリアを開始し、日本のほか、台湾でも活動した[2]。 来歴・人物オハイオ州ハミルトン出身[2][4]。1965年[4]にラジオのキャリアをスタートさせた。1976年にハワイ・ホノルルに移住。1980年代、ハワイのKKUA-FM[3][4]やKIKI-FM[3][4][5]で看板DJとして活躍。 このころ日本でも雑誌での紹介や、角松敏生とのコラボレートなどを通じて著名になり、やがてラジオ大阪やFM横浜、エフエム石川など、日本のラジオ局での英語アナウンスによる音楽番組でキャリアを重ね、「18年間、ハワイと日本を10日おきに行き来する日々[5]」を送る。また、DJ・ナレーターとしての活動のかたわら、台湾で喫茶店チェーン「KONA CONNECTION」を経営した(のち閉業)[5]。のちに東京に移住[2]。 エフエム石川では開局当初から番組だけでなくクロージング(放送終了)のナレーションも担当。大阪のFM802では、1989年の開局から約16年間の長きにわたりDJを務め、2010年からは系列局のFM COCOLOで番組を担当している。 担当番組においては決まって、ジミー・キャスター・バンチの「King Kong Part 1」の冒頭部をコールジングルとして用いている(Komo Sambe Kong! の掛け声が「カマサミ・コング」と聞こえることから)。 日本の音楽プロジェクト「オメガトライブ」の名付け親である。 羽田空港で『YOUは何しに日本へ?』のインタビューを受けた事がある。 DJ名「カマサミ・コング」の由来当初ボブ・ジックス(Bob W. Zix)という本名でDJをしていた彼は、かねがね「本名でDJをするよりは、ゴングの鳴る音のような何か格好いい名前を使いたい」と思っていた。そんな彼にある女性が名前を聞いた時に、彼が"I call myself Gong."(アイ・コール・マイセルフ・ゴング)と答えたのであるが、それがあまりに早口であったため、その女性が聞き間違えて"Kamasami Kong?"(カマサミ・コング)と聞き返した。その聞き違いの名前を彼が非常に気に入り、以後使用するようになった、というエピソードがある。 出演番組放送中の番組
過去の番組
アルバム
関連項目
脚注 |