キタサンヒボタン
キタサンヒボタン(欧字名:Kitasan Hibotan、1999年3月13日 - 2013年12月15日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2001年のファンタジーステークス。 生涯競走馬時代2001年8月11日、札幌競馬場6レースの2歳新馬戦でデビューし勝利。その後さらに500万下とオープンのすずらん賞を連勝し、11月に初の重賞挑戦でファンタジーステークスに出走。3・2番手の好位から馬群を抜け出すと、最後はツルマルグラマーの追撃を1と1/4馬身差抑えて無敗での重賞初優勝を飾った。GI初挑戦となった年末の阪神ジュベナイルフィリーズは1番人気に支持されたが、直線で伸びきれず4着に敗れ、デビュー戦からの連勝記録は4でストップした。 2002年は3月の桜花賞トライアル・フィリーズレビューより始動。1番人気に支持されたが、逃げるサクセスビューティをとらえきれず、キョウワノコイビトにも交わされ3着。桜花賞の優先出走権は得たものの、レース後に右前浅屈腱炎を発症していることが判明[3]したため出走は回避し長期休養に入った。 フィリーズレビューから約1年5か月後の2003年8月、1600万下の新潟日報賞で復帰し勝利したが、レース後に屈腱炎を再発[3]。10月に引退が発表された。 繁殖牝馬時代競走馬引退後、生まれ故郷のカタオカステーブルで繁殖入りした。 2008年7月20日、初仔のキタサンユキ(父:マリエンバード)が3歳未勝利戦を勝ち、産駒初勝利を挙げた。 2013年からは新冠町のRUMIファームで繋養された[2]が、フリオーソとの仔を受胎中だった12月15日に死亡[2]。 競走成績以下の内容は、JBISサーチ[1]およびnetkeiba.com[4]に基づく。
繁殖成績産駒から重賞勝ち馬は出なかったが、8番仔キタサンロングランの産駒からダイセンメイト(2024年早池峰スーパースプリント)とポマイカイ(2024年ネクストスター盛岡)が出ている。
血統表
脚注
外部リンク |