クラウドワークス
株式会社クラウドワークス (CrowdWorks, Inc.) は、クラウドワークスは「個のためのインフラになる」をミッション、「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした企業と個人をつなぐオンライン人材マッチングプラットフォームを開発・運営している[2]。2022年9月末時点で、当社提供サービスのユーザーは527.5万人、クライアント数は84.9万社に達し、内閣府・経産省・外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されている。2014年に東証マザーズ上場、2022年の市場再編で東証グロース市場へ(証券コード3900)、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞および、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞。 沿革
サービス2012年3月にクローズドβ版のサービスを開始した[8]。登録者数は915,000人以上(2016年5月18日現在)[9] 時間単位で仕事の受発注ができる「時給制」と、プロジェクト単位で受発注できる「固定報酬制」の2つの方式を採用している。また、利用に関する手数料は仕事をした報酬額に応じて受注者が負担する仕組みとなっており、発注する側は有料オプションを除き無料で利用ができる。 2014年7月、地域活性化支援のための「クラウドワークス・アンバサダー」を開始。 2015年4月には新サービス「クラウドテック」、同年9月にマーケティングリサーチサービス「クラウドワークスリサーチ」開始。 同年10月にはタスク形式クラウドソーシングの手数料無料化、女性向け人材紹介事業「ウーマンワークス」を開始。 2016年1月には仕事能力の高いプロフェッショナルとして認定する制度「プロクラウドワーカー制度」、同年5月からはプロクラウドワーカーを対象に、3ヶ月で最大10万円のボーナスを支給する「クラウドワーカーボーナス」を開始した。4月には海外在住や海外で働きたいクラウドワーカー向け福利厚生「リゾートワーキング」も開始している。 2016年11月からは、CtoC型で知識や経験を売買するマーケットプレイス「WoWme(ワオミー)」の提供開始。 「WoWme(ワオミー)」は、ユーザーが自らのスキルや知識、経験をサービスとして出品し、それを他のユーザーが購入することができるという、いわばスキルのマーケットプレイスであり、CtoC、個人間取引の領域に進出を始めている。 [10] 2018年12月17日(月)「WoWme(ワオミー)」サービス終了。[11] 業績と株価上場直後の2015年8月には赤字幅が拡大し、業績の大幅な下方修正を発表[12]。新規に登録した会員の稼働が伸び悩む中、人件費の増加が響き赤字幅が拡大した[13][14]。 2015年9月期は売上8.1億円に対して営業経費が14.3億円かかり、営業利益は▲6.2億円となった[15]。 2016年9月期の黒字化を目指し、「総契約額100億円」という目標を掲げている[16][17][18]。 2015年にドイツ銀行に対して新株予約権による最大30億円の条件付き資金調達予定を発表した[19]。 2016年9月期通期の連結決は、売上高に相当する営業収益は前期比51.3%増の12億2800万円、営業損益は5億9300万円の赤字だった。事業規模は拡大しているが、事業拡大に伴う人件費や教育費、営業費の増加などにより営業赤字となっている[20]。 加盟団体
脚注
関連項目外部リンク |