クリスマス・イヴ (映画)
『クリスマス・イヴ』は、2001年に公開された日本のサスペンス映画。原作は岡嶋二人の同名小説。R-15指定。 キャッチコピーは「殺して殺して殺して、殺して…。」 概要ギャガ・コミュニケーションズと東映ビデオが共同製作した「デジタル・シネマ・プロジェクト」の第1弾となる本作は、サスペンス作品としては異色の「ニュー・フィアー・ムービー」と銘打たれ、叫びが特に強調された。本プロジェクトはその1週間後も第2弾として『EKOEKO AZARAK エコエコアザラク』が公開された。 クリスマスを題材にした作品ではあるが、随所の惨殺シーンが『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』を彷彿とさせる等、国内におけるスプラッター映画としては類を見ないほど残虐な場面が極めて多い。グロテスクで過激な描写はもとより、予測不可能なストーリー展開も話題をさらっている。 撮影にはHDCAMの30Pモードが使用され、デジタル処理が制作当時の最高画質で行われた。 ストーリー山深い別荘でのクリスマス・パーティに向かった敦子と喬二。夜になって到着したその別荘はまっ暗で、荒らされた室内には友人の血まみれの死体が…。雪に閉ざされ孤立した別荘地でイヴの夜に起こった恐ろしき惨劇。凶悪で強靱な殺人鬼から果たして逃れることはできるのか!? 出演ほか スタッフ
主題歌
アルバム「The Love Bible(avex trax)」より 20世紀最後のクリスマス・イヴ公開に先立ち、2000年12月20日に六本木のオリベホールにて開催された「20世紀最後のクリスマス・イヴ」に本作が先行公開された。ネット応募により選ばれた一般客が正統派ラブストーリーだと信じる中、惨殺シーンが始まるとわずか数分で途中退場する客が続出。20世紀最後にして一般客を最大の恐怖に陥れたクリスマスイベントとなった。 オークション出品ヒロインである敦子のジャンパーなど、撮影に使われた物品並びにサウンドトラックはオークションに出品され、2001年4月27日の舞台挨拶にて落札者が発表された。このうち、敦子のジャンパーとハンドバッグは敦子役の黒坂真美から直接落札者に渡された。 外部リンク |