サラトガデュー
サラトガデュー(欧字名:Saratoga Dew、1989年4月3日 - 2013年4月4日)は、アメリカの競走馬および日本の繁殖牝馬。主な勝ち鞍に1992年のベルデイムステークス、ガゼルハンデキャップ、カムリーステークス。 引退後は繁殖牝馬として日本に輸入された。産駒から重賞馬は出なかったが、初仔のレディブラッサムが繁殖入り後にGI6勝の名スプリンター・ロードカナロアを輩出した。 生涯競走馬時代米三冠馬セクレタリアトの生産者・所有者としても有名なヘレン・チェナリーによって生産された。 1992年1月19日、アケダクト競馬場で開催されたメイドン競走でデビュー、初勝利を挙げた。その後さらに2連勝し、4戦目に重賞初挑戦となるG2・カムリーステークスに出走。2着・シティダンスを1馬身差に抑え重賞初勝利を挙げた。次走も勝利したが、重賞2戦目となったポストデブステークスでは6着に沈み、デビューからの連勝は5でストップした。 8月からは4戦連続でG1レースに出走。G1初挑戦となった1戦目のアラバマステークスでは終始先頭でレースを進めるも、ゴール直前でノベンバースノーに差し切られハナ差の2着に惜敗した。2戦目のガゼルハンデキャップでは先行策でレースを進め、最後の直線で先頭に立つと2着ビビアーノを1 1/4馬身差で振り切りG1初優勝を果たした。3戦目のベルデイムステークスは逃げを打って序盤から先頭に立つと、先頭を譲ることなく2着ベルサイユトリーティーに6馬身差をつけて圧勝した。4戦目のブリーダーズカップ・ディスタフは最後の直線で失速し12着の惨敗に終わった。 G1で優勝2回・2着1回の成績が評価され、この年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬に選出された。 繁殖牝馬時代競走馬引退後の1995年11月、キーンランド・ブリーディングストックセールにてシンコーファーム代表の安田修が85万ドル(当時の為替レートで約8600万円)で落札[4]、日本に輸入された。 1998年11月15日、初仔のレディブラッサム(父Storm Cat)が3歳未勝利戦を勝ち、産駒初勝利を挙げた。 2013年4月4日に死亡[3]。 繁殖成績
血統表
脚注
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