シュタイナー学園初等部・中等部・高等部
学校法人 シュタイナー学園初等部・中等部・高等部(シュタイナーがくえんしょとうぶ・ちゅうとうぶ・こうとうぶ)(独:Freie Waldorf Schule in Fujino 英:Fujino Waldorf School[3] )は、神奈川県相模原市緑区にある私立小学校・中学校・高等学校。 初等部・中等部は緑区名倉、高等部は緑区吉野に所在する。 日本初の全日制シュタイナー学校[4]であり、ルドルフ・シュタイナーの提唱したシュタイナー教育を実践している小中高一貫校である。国際自由ヴァルドルフ教育連盟登録校。 設立当初から、2004年に学校法人格を取得するまでは、東京シュタイナーシューレという校名であった。 沿革シュタイナー学園の前身である東京シュタイナーシューレの設立には、早稲田大学教授の子安美知子が大きく関わっていた。
教育の特色「教育そのものが芸術行為であることが大切」と考えたルドルフ・シュタイナーの教育観、人間観に基づく12年一貫のカリキュラムを実践する。知育偏重ではない子どもの心、体、知性、精神性を含めた全人教育を目指している。 毎朝1時間45分を国語、算数(数学)、理科、社会、フォルメン線描などの科目のうち一つの学習に充てる『エポック授業』が行われている。エポック授業では、3週間ほど特定科目を継続して学習し、しばらく期間を置いて以前学習した部分の続きを学習する。他に、オイリュトミー、手の仕事(手芸)、工芸、水彩画、フォルメン、音楽など、芸術系の科目に重点をおいた教育が行われている。 1987年の設立当初より、1年生から外国語(英語)の授業を行っている。 6・3・3制の学校だが、教育上の分類を1年生から8年生までと、9年生から12年生までの高等部に分類している。 8年生までは原則的に一人の担任が持ち上がる。高等部では各教科の専門教員による授業を行うとともに、社会に出ていく準備のための様々な実習(農業、工業、測量、航海、福祉など)や芸術活動、その発表が学びに盛り込まれている。 系列校かつて初等部・中等部の一部の卒業生の進学先として、隣接する形でNPO法人藤野シュタイナー高等学園があった。高等学校の課程にあたる、10年〜12年生(3学年)が在籍していた。なお、藤野シュタイナー高等学園は学校法人格を有しておらず、高校卒業の資格が得られなかった。そのため、大学や専門学校への進学を目指す生徒は、各自で高等学校卒業程度認定試験(高認)の合格を目指すこととなっていた。 2012年1月12日、学校法人シュタイナー学園が高等学校の設置認可を取得。これに伴う高等部開校のため、NPO法人藤野シュタイナー高等学園は3月31日をもって解散し閉校した。 交通著名な出身者出典脚注関連学校
関連項目外部リンク
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