ジェニファー・マイア
ジェニファー・マイア(Jennifer Maia、1988年10月6日 - )は、ブラジルの女性総合格闘家。パラナ州クリチバ出身。シュートボクセ・アカデミー所属。元Invicta FC世界フライ級王者。 来歴15歳の時からムエタイのトレーニングを始め[1]、2008年3月29日にプロボクシングデビュー。ボクシングで3戦3勝の戦績を残し[2]、2009年12月5日にプロ総合格闘技デビュー。 2010年11月20日、Power Fight Extreme 4でカリンドラ・ファリアと対戦し、判定ドロー。 2011年10月28日、Kumite MMA Combateでヴァネッサ・ポルトと対戦し、2Rに腕ひしぎ十字固めで一本負け。キャリア初黒星を喫した。 2012年12月15日、Samurai FC 9でジェシカ・アンドラージと対戦し、3-0の判定勝ち。 Invicta FC2013年4月5日、 Invicta FC 5でゾイラ・フラウストと対戦し、3-0の判定勝ち。 Invicta FC王座獲得2016年3月11日、Invicta FC 16で行われたInvicta FC世界フライ級暫定王座決定戦でヴァネッサ・ポルトと再戦し、3-0の判定勝ち。約4年半越しのリベンジを果たすと共に、王座獲得に成功した。その後同級正規王座を保持していたバーブ・ホンチャックのUFC参戦に伴い、正規王者に認定された。 2016年9月23日、Invicta FC 19で行われたInvicta FC世界フライ級タイトルマッチで挑戦者のロクサン・モダフェリと対戦し、2-1の判定勝ちを収め、王座の初防衛に成功した。 2017年12月8日、Invicta FC 26で行われたInvicta FC世界フライ級タイトルマッチで挑戦者のアグニシュカ・ニエズビッチと対戦し、3-0の判定勝ちを収め、2度目の王座防衛に成功した。 UFC2018年7月14日、UFC初出場となったUFC Fight Night: dos Santos vs. Ivanovで女子フライ級ランキング4位のリズ・カムーシュと対戦し、0-3の判定負け。 2019年1月15日、米国アンチドーピング機関(USADA)が、2018年8月16日に実施した競技外の抜き打ち検査で、マイアから利尿薬のフロセミド、ヒドロクロロチアジド、クロロチアジド、およびチアジドの代謝物である4-アミノ-6-クロロ-1、3-ベンゼンジスルホンアミド(ACB)の陽性反応が検出されたが、調査の結果マイアが検査時に使用していたサプリメントが検出された禁止物質で汚染された汚染サプリメントであることが判明したため、USADAは出場停止期間を短縮し、マイアに6か月間の出場停止処分を科した[3][4]。 2019年3月23日、UFC Fight Night: Thompson vs. Pettisで女子フライ級ランキング5位のアレクシス・デイビスと対戦し、3-0の判定勝ち。 2019年7月20日、UFC on ESPN 4で女子フライ級ランキング5位のロクサン・モダフェリと対戦し、3-0の判定勝ち。マイアは前日計量でフライ級の規定体重を3ポンドオーバーしたため、ファイトマネーの30%が没収され、129ポンドのキャッチウェイトで試合が行われた[5]。 2019年11月2日、UFC 244で女子フライ級ランキング1位のケイトリン・チュケイギアンと対戦し、判定負け。 2020年8月1日、UFC Fight Night: Brunson vs. Shahbazyanで女子フライ級ランキング3位のジョアン・コールダウッドと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2020年11月21日、UFC 255のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで王者ヴァレンティーナ・シェフチェンコに挑戦し、0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した。 2021年7月10日、UFC 264で女子フライ級ランキング7位のジェシカ・アイと対戦し、3-0の判定勝ち。 2022年1月15日、UFC on ESPN: Kattar vs. Chikadzeで女子フライ級ランキング2位のケイトリン・チュケイギアンと再戦し、0-3の判定負け。 2022年3月26日、UFC on ESPN: Blaydes vs. Daukausで女子フライ級ランキング13位のマノン・フィオロと対戦し、0-3の判定負け。 2022年11月19日、UFC Fight Night: Nzechukwu vs. Cuțelabaで女子フライ級ランキング15位のマリーナ・モロズと対戦し、判定勝ち。 2023年3月18日、UFC 286で女子フライ級ランキング11位のケイシー・オニールと対戦し、3-0の判定勝ち[6]。 2023年10月14日、UFC Fight Night: Yusuff vs. Barbozaで女子フライ級ランキング11位のビビアン・アラウジョと対戦し、0-3の判定負け[7]。この試合でUFCとの契約満了を迎えたが、マイアは再契約しないことを選択しUFCから離脱した[8]。 戦績
獲得タイトル
表彰脚注
関連項目外部リンク
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