ジェームズ・マースデン
ジェームズ・ポール・マースデン(James Paul Marsden, 1973年9月18日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。ジミー・マースデン(Jimmy Marsden)と表記されることもある。オクラホマ州出身。オクラホマ州立大学中退。 生い立ち1973年9月18日、オクラホマ州スティルウォーター出身。カンザス州立大学の教授である父と、栄養士の母の間に生まれる。両親は彼が9歳の時に離婚している。年下の兄弟ジェニファーとエリザベス、ジェフとロバートがいる。 女優のリサ・リンド(エルヴィス・プレスリーにも『Burning Love』など楽曲提供した、カントリー歌手のデニス・リンドの娘)と結婚。息子のジャックと娘のメアリーがいるが、2011年に離婚[1]。2012年にはブラジル人モデルのローズ・コスタとの間に男児が生まれている[2]。 来歴若い頃は非常に内気だったが、母の勧めで演劇を始めたことから演技に目覚める。 家族旅行で訪れたハワイでの俳優のカーク・キャメロンとキャンディス・キャメロン兄妹との出会いがきっかけで俳優になることを決意。父の友人を頼りにロサンゼルスへ移り、俳優としての活動を始めた。 90年代はテレビを中心に活躍し、短命ではあったが『Second Noah』というドラマにおいては主役級の役を演じた。このドラマの頃から歌声を披露している。 メジャー映画デビューとなったのは98年の学園ホラー『洗脳』で、当時『ドーソンズ・クリーク』で人気を博していたケイティ・ホームズと共演。2000年のケイト・ハドソンらと共演した『ゴシップ』では主役を演じ、同年公開の人気アメリカン・コミックの映画化『X-メン』において目から破壊光線を発射するサイクロップス役を演じた。 2001年には人気ドラマ『アリーmy Love』に若手弁護士グレン・フォイ役で13話出演。 その後はブラックコメディ『クライムチアーズ』で頭の弱いクォーターバックを、ゲイリー・オールドマンらと共演した『アメージング・ハイウェイ60』では悩める主人公を演じる。 2003年に『X-MEN2』に出演した後は、全米でサプライズヒットとなったラブロマンス『きみに読む物語』で、ヒロインの婚約者ロンを演じた。2004年から2006年にかけて、日本劇場未公開の作品ではHIVを題材にした『The 24th Day』でゲイの青年役、グレン・クロース、エリザベス・バンクス共演の『Heights』では隠された過去を持つ弁護士を演じ、マフィア映画『狼の街』ではジョバンニ・リビシらと共演。インディーズ映画への出演が目立つ年となっている。 その後『X-MEN:ファイナル ディシジョン』は少ない出番となったが、その代わりに『スーパーマン リターンズ』ではヒロインのロイス・レインの婚約者リチャード役を演じた。 2007年、大ヒットブロードウェイミュージカルの映画化『ヘアスプレー』では、主人公の憧れの番組『コーニーコリンズショー』のホスト、コーニー・コリンズを演じ、歌とダンスを披露した。続くディズニー映画『魔法にかけられて』では、おとぎの国から現実世界へやってきたエドワード王子を演じ、再び歌声を披露した。 2008年、キャサリン・ハイグル共演のロマンティックコメディ『幸せになるための27のドレス』は、近年のロマンティックコメディとしては好調の7,500万ドルを超えるヒットを記録[3]。続くティーンコメディ『Sex Drive』では主人公の少年をいじめる兄役で再びコミカルな役を演じた。 2009年はキャメロン・ディアス共演のスリラー『運命のボタン』に出演。 2010年、マーティン・ローレンス、トレイシー・モーガンらと共演の 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』のハリウッドリメイク『Death at a Funeral』に出演した。 2011年は、『アルビン/歌うシマリス3兄弟』のスタッフが再集結するCGアニメーション『イースターラビットのキャンディ工場』に出演したほか、1971年のダスティン・ホフマン主演のスリラー『わらの犬』のリメイク作に出演した。 2012年には2008年のベルギー映画『ロフト.』のリメイクへの出演が決定し、カール・アーバン、ウェントワース・ミラーと共演する[4]。この他にもフランク・ランジェラと再共演する『素敵な相棒 〜フランクじいさんとロボットヘルパー〜』とキルスティン・ダンスト、アイラ・フィッシャーらと共演する『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』の公開が控えている[5]。 また、2013年には『As cool as I am』でクレア・デインズとの共演が決まっている[6]。 2009年公開予定だった『Nailed』は撮影が完了していない。2011年3月テストスクリーニングが行われたが公開されるかは不明[7]。 歌唱力
モデル
エピソード
来日2000年秋、『X-メン』のプロモーションのため、ファムケ・ヤンセン、アンナ・パキンと共に初来日。 2008年春、『魔法にかけられて』のプロモーションのため来日予定であったが、急きょ新作の撮影に入ることになり、日程直前に来日中止に。一緒に来日予定だったパトリック・デンプシーは、『FLIX』誌において「ジミーは来日をとても楽しみにしていたんだよ。しかし新作の撮影が始まってしまい、とても残念がっていた。」とコメントした。 フィルモグラフィ映画
テレビシリーズ
脚注
外部リンク |