ジョン・キューザック(John Cusack, 1966年6月28日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州出身の俳優、映画プロデューサー、脚本家。
イリノイ州エバンストン出身。アイルランド系[1][2]。父ディック・キューザックは俳優でドキュメンタリー映画の製作者[3][4]。姉のジョーンを含む5人兄弟全員が俳優である[5]。子供の頃から劇団に所属し、17歳で映画デビューした。ニューヨーク大学に1年通ったが、中退している[6]。青春映画からコンスタントにキャリアを重ねている。2000年の『ハイ・フィデリティ』では脚本も手がけている。
また、劇団"New Criminals Theater Company"を主催し、演出も手がけている。
リリ・テイラーやネーヴ・キャンベルとの交際が知られているが、プライベートはほとんど明かさない[7]。
2008年にはストーカーの被害に遭っている[8][9]。
筋金入りのリベラルで、繰り返し左派的・反戦的な主張を行ってきた[10]。イラク戦争に強く反対し、ブッシュ政権や共和党のマケイン候補を批判した[11]。民主党オバマ政権に対しても、そのドローンによる無差別攻撃を繰り返し批判し、内政はともかく国防政策や市民的自由、ジャーナリズムへの攻撃という点では「ブッシュ政権と同じかそれ以上に酷い」と厳しく糾弾した[12]。自身は政党「アメリカ民主社会主義者」に属しており、2016年、2020年の大統領選挙ではバーニー・サンダースを支持した。パレスチナにおけるイスラエルの姿勢に対しても、長年に渡って批判を繰り返している。
家中宏が専属(フィックス)で務めている。
このほかにも、桐本拓哉、堀内賢雄、森川智之、藤原啓治なども声を当てている。