ステファニー・フラパール(フランス語: Stéphanie Frappart、1983年12月14日 - )は、フランスのサッカー審判員。2009年からFIFA選出の国際審判員となっている[1]。
来歴
2011年よりフランスの男子サッカーの3部リーグであるフランス全国選手権で審判員を務める[2]。
2014年、リーグ・ドゥ(男子サッカーの二部リーグ)で初めての女性審判員となった[2] 。2015 FIFA女子ワールドカップではグループリーグのオーストラリア対ナイジェリア戦[3]、決勝トーナメント一回戦のアメリカ対コロンビア戦[4] で主審を務めた。
2018年12月、翌年フランスで開催される2019 FIFA女子ワールドカップの審判員を務めることが決まった[5]。大会では、準々決勝以降に審判を務める11人の中に残り[6]、決勝のアメリカ対オランダ戦で主審を務めた[7]。
2019年4月、女性審判員として初めてリーグ・アン(フランス男子サッカーの1部リーグ)の審判員を務めることが決定した[8]。4月28日、アミアンSC対RCストラスブールの主審を務めた[9]。
2019年8月14日、 イスタンブールのボーダフォン・アリーナで行われた2019 UEFAスーパーカップ(リヴァプールFC対チェルシーFC戦)の主審を務めた。これにより、彼女は「欧州男子サッカーの主要な試合を初めて裁く女性審判」となった[10]。リヴァプールの監督ユルゲン・クロップ、チェルシーの監督フランク・ランパードは、彼女がスーパーカップの審判を務めることを歓迎した[11]。
2020年12月2日、女性審判員として史上初となるUEFAチャンピオンズリーグでの主審を、ユヴェントスFC対FCディナモ・キーウ戦で担当した[12]。2021年3月27日には、これも女性審判員として史上初となる、FIFAワールドカップ予選での主審を、2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選グループG・オランダ対ラトビア戦で担当した[13]。
2022年12月1日、2022 FIFAワールドカップグループE最終節コスタリカ対ドイツ戦において、女性で史上初となるFIFAワールドカップ本大会での主審を務めた[14]。
出典
外部リンク