ツール・ド・ポローニュ(Tour de Pologne)は、ポーランドにおける自転車ロードレース競技大会の一つ。
概要
ステージ数は7から8。初開催は1928年で、グランツールの一つであるブエルタ・ア・エスパーニャや「第4のグランツール」とも呼ばれるツール・ド・スイスより歴史は古い。1952年までは不定期の開催であったが、それ以後は毎年催されている。1990年代の初めに至るまではソ連型社会主義体制期の影響もあってアマチュア(いわゆるステート・アマを含む)のみの大会であり、そのため優勝はポーランドの選手が多かった。
2005年にUCIプロツアーの一つとして組み込まれて以降、主要自転車チームの大会参加が進み、優勝者にも世界的選手が名を連ねるようになっている。2011年以降もUCIワールドツアーのレースの一つとなっている。
大会期間終盤にはタトラ山脈での山岳ステージが行われ、最終日は2008年以降、古都クラクフへのゴールが定着している。
歴代総合優勝者
脚注
- ^ 当初は1075.5kmの予定であったが、第3ステージでビョルグ・ランブレヒト(英語版)が落車により命を落としたことを受け、第4ステージは173kmから133.7kmに短縮され、追悼のためのニュートラル走行となった。
- ^ a b 当初は7ステージ1,190kmの予定であったが、悪天候により194kmの第6ステージが中止となった。
外部リンク
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