デジタルQデジタルQ(デジタルキュー)は、NHK総合テレビジョンで2008年4月6日から2011年7月24日まで放送された、3分間のデジタル放送関連番組。 概要この番組は、NHK東京の地上デジタル放送推進大使が進行役となり、デジタル放送受信へ転換するにあたって視聴者が不安に思っていることなどについて分かりやすく解説するという点が共通する。しかし、人事異動による大使交代などで途中から演出はがらりと変わった。 なお、年度中のバックナンバーについては、「NHKデジタル」サイトで公開されている。 2008・2009年度『デジタル放送なんでも相談室』を衣替えしてスタート。当初は東京地区大使の島津有理子(当時)とキャン×キャンの3人で進められ、2009年度に瀬川瑛子が加わった。 内容はデジタルテレビジョン放送に関する様々な疑問点を島津扮する“デジタル天使”が解説するという点では一致しているが、そこに至るまでのコント部分が異なっている。本編での島津のコスチュームは襟にフリルのついた真っ白なワンピースで、袖はシースルー(通常は肘のあたりまで、冬季は長袖)で裸足。背中には羽をつけている。また、このコスプレは2008年の『NHKニュースおはよう日本』の特番で一時的に登場している。手にはUHFアンテナを模した杖を持っており[1]、2008年度のイントロではこれを振って降り注ぐ無数の光の粒とともに魔法で消える。また、この時は同じ色の長袖のブラウスに長いスカートという姿だった。
2008年度の登場人物
なお、セットは共通であった。 2010年度島津が有働由美子に代わってアメリカ総局特派員となったことから、東京地区の地デジ大使が鈴木奈穂子に交代。これに伴い、瀬川だけを残し出演者・演出を全面変更した。 かつて『おかあさんといっしょ』体操のお兄さんだった佐藤弘道がその役で新たに加わった。場所設定も“デジタルジム”という名のスポーツジムに変わり、鈴木は“デジタルコーチ”という肩書で登場、瀬川と佐藤にデジタル放送についてコーチングするという形式になった。 2011年度2011年度は、東日本大震災の影響により先送りされた岩手・宮城・福島を除き最終年度にあたったことから、そのことを意識した内容に変わった。当然、3県では震災関連情報などに差し替えられた。 鈴木の役割は“デジタルガイド”に変わり、ルー大柴らを異空間に誘いデジタル放送に関していろいろと指南する形式となった。 放送時間内容は隔週更新。
出演者
各地のデジタル大使鈴木奈穂子はあくまでも東京地区限定大使であるため、便宜上全国放送に出演しているだけであり、またこの番組はたった3分だけなので、より深い説明を行おうにも限界があった。このため、全国各局で地デジ大使が活動しそれぞれの地域番組においてより深く説明を行っていた。番組終了時点でその役割を全うした大使は以下の通りで、※印は各局の契約キャスター、★はスポットCM出演のタレント。 なお、原則として完全地デジ化により皆お役御免。 補足事項
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