デヤン・ヨヴェリッチ
デヤン・ヨヴェリッチ(セルビア語: Дејан Јовељић, Dejan Joveljić、1999年8月7日 - )は、セルビアのサッカー選手。ロサンゼルス・ギャラクシー所属。ポジションはFW。 クラブ歴ボスニア・ヘルツェゴビナ・スルプスカ共和国ビイェリナに生まれ、地元のスロガ・ユナイテッドの下部組織からレッドスター・ベオグラードの下部組織に移籍した[1]。以降はレッドスター・ベオグラードの下部組織で過ごし[2]、2016年3月16日にプロ契約を締結[3]。2016年にミオドラグ・ボージョヴィッチ監督のトップチームに昇格するが、8月に伝染性単核球症と診断された[4]。この頃はガーディアン紙に60人の若手選手に選ばれていた[5]。2017年始めに復帰したが体重が落ちていたのもありユースでシーズンの残りを過ごし、結局2016-17シーズンにプロ初出場を飾る事は出来なかった[6]。また2017年のゴールデンボーイ賞にノミネートされた[7]。 2017-18シーズンのプレシーズンは常にトップチームに帯同した[8]。ユースではスターティングメンバー、トップチームではリッチモンド・ボアキエ、アレクサンダル・ペシッチに次ぐ3番手の立ち位置となった[9]。9月19日に契約を2021年まで延長[10]。10月22日のFKムラドスト・ルチャニ戦でベンチ入り[11]、12月10日のFKボラツ・チャチャク戦でアレクサンダル・ペシッチに代わって出場しプロ初出場[12]。2018年5月5日に初スタメンとなり、2得点をあげてFKスパルタク・スボティツァから5-0の勝利をあげるのに貢献した[13]。5月19日のFKヴォジュドヴァツ戦でも得点をあげて、プロデビューしたこのシーズンは4試合3得点の結果を残した[14]。 2018年夏にユースを卒業[15][16]。UEFAチャンピオンズリーグ 2018-19 予選のメンバーにも入った[17]。1次予選では出場しなかったが、セルビア・スーペルリーガでは第1戦からフル出場した[18]。 2019年6月15日、アイントラハト・フランクフルトと2024年までの契約を締結したことが発表された[19][20]。 2020年1月31日、シーズン終了までの期限付きでRSCアンデルレヒトに移籍することが決定した[21]。買い取りオプションはなし。 2021年8月5日、ロサンゼルス・ギャラクシーと4年契約を締結した[22]。 代表歴年代別代表ではセルビア代表としてU-16からの各年代に選出されている。U-18代表では2015年12月15日に初出場[23]。2016年は病気のために代表からも外れたが、2017年4月20日のウズベキスタンU-18代表戦では得点し復活を証明した[24]。U-18代表では合計6試合6得点[25][26]。2017年8月にはステヴァン・ヴィロティッチ杯に臨むU-19代表に招集された[27]。イスラエルU-19代表戦で2得点をあげ、同大会の最優秀選手に選出された[28]。2017年12月にはU-21代表にも選出された[29]。17日のカタールU-23代表戦で初出場[30]。2018年3月にはU-19代表で出場したが、UEFA U-19欧州選手権2018の出場権獲得とはならなかった[31][32]。 2021年6月7日、ジャマイカ代表との親善試合でA代表デビュー。 プレースタイル主にセンターフォワードであるが、ウィンガーとしてもプレー出来る[1]。マウロ・イカルディやルカ・ヨヴィッチと比較される[1]。両足ともに使う事が出来、180cmの身長からのヘディングも得意である。 参考文献
外部リンク
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