トミー・メディカ
トーマス・アンソニー・メディカ(Thomas Anthony Medica, 1988年4月9日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ出身の元プロ野球選手(一塁手)。右投右打。 経歴プロ入り前サンタクララ大学時代の2007年には2007年パンアメリカン競技大会のアメリカ合衆国代表に選出された[1]。また、第11回ワールドポート・トーナメントのアメリカ合衆国代表にも選出され、それぞれ銀メダルを獲得した。 プロ入りとパドレス時代2010年のMLBドラフトでサンディエゴ・パドレスから14巡目(全体424位)指名を受けてプロ入り。当時のポジションは捕手だった。契約後、A-級ユージーン・エメラルズでプロデビューした。 2013年は、AA級サンアントニオ・ミッションズで76試合に出場して打率.296・18本塁打・57打点の成績を残し、9月のセプテンバーコールアップでメジャー初昇格。9月11日のフィラデルフィア・フィリーズ戦に「6番・一塁手」で先発出場し、5回表にメジャー初安打となるソロ本塁打をクリフ・リーから放った[2]。同年パドレスでは19試合に出場して打率.290・3本塁打・10打点の成績を残した。 2014年のスプリングトレーニングでは、出場機会を増やすために外野での守備練習にも励んだ[3]。開幕はメジャーで迎え、2度のマイナー降格はあったものの、5月下旬以降はメジャーに定着。4番・一塁手で先発起用された8月1日のアトランタ・ブレーブス戦では、5打数5安打・2本塁打・4打点と猛打を振るい、期待に応えた。チームも合計で20安打10得点を挙げて快勝した(最終スコアは10 - 1)[4]。最終的には102試合に出場した。守備面では、一塁の46試合で守備防御点 +4をマークしたほか、左翼でも22試合で出場した。 2015年は、40人枠にはとどまったがマイナー・オプションでAAA級エル・パソ・チワワズに配属された。 マーリンズ傘下時代2015年9月8日にウェイバー公示を経てマイアミ・マーリンズへ移籍したが、この年はメジャーでの出場はなかった。 2016年1月13日にエドウィン・ジャクソンの加入に伴い、DFAとなり[5]、21日に40人枠外となった[6]。3月30日に自由契約となった[7]。 詳細情報年度別打撃成績
背番号
代表歴
脚注
関連項目外部リンク
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