ナラビは囲碁用語のひとつ[1]。自分のすでに打たれた石の隣に打つ手[1]。動詞では「ナラぶ」となる。似たような術語に「ノビ」「ヒキ」などがあるが、ナラビは相手の打った石に呼応して打つのではなく、自分の石だけに隣接させて打つ手のイメージである。また盤の端に向かって打つ手には「サガリ」が用いられる[2]。
白1のナラビは簡明を期した手とされ[1]、aのトビ出しやbのツケによる進出を見る。
黒1のナラビで外勢を強化し、aのツケコシを狙う。