バーボン・ストリート (テレビドラマ)
『バーボン・ストリート』(英: Bourbon Street Beat)は、ABCネットワークで1959年10月5日から1960年7月4日まで放送されたアメリカ合衆国の連続探偵テレビドラマ。出演はリチャード・ロング(レックス・ランドルフ)、アンドリュー・ダガン(キャル・カルホーン)、アーリーン・ハウエル(メロディー・リー・マーサー)、ヴァン・ウィリアムズ(ケニー・マディソン)[1]。 ランドルフとカルホーンの探偵事務所は、タイトルが示すフレンチ・クオーターのバーボン・ストリートにあるナイトクラブ、アブサン・ハウスを拠点としていた。事務所の電話番号は「EXpress 7123」。テーマ曲の「Bourbon Street Beat」はマック・デヴィッドとジェリー・リヴィングストンによる[2]。 概要当時ABCで放送されたワーナー・ブラザースによるテレビドラマの1つであったが、『バーボン・ストリート』は他の番組ほど成功を収めることはできなかった。シリーズ終了後、リチャード・ロングが演じたレックス・ランドルフは『サンセット77』に移り、1960年から1961年にかけてロサンゼルスに拠点を置くベイリー&スペンサー探偵事務所に在籍した。ヴァン・ウィリアムズが演じたケニー・マディソンはスピンオフシリーズ『サーフサイド6』に移り、翌シーズンから『バーボン・ストリート』の時間枠で放送された。マイアミを舞台にした『サーフサイド6』は1962年半ばまで続いた。アンドリュー・ダガンが演じたキャル・カルホーンは後に『サンセット77』の1962年のエピソードに登場した。彼が探偵事務所を畳み、ニューオーリンズ警察に戻っていることが判明する。 キャスト
アーリーン・ハウエルは元ミスUSAで1958年から西部劇ドラマ『マーベリック』に何度か出演、特に準レギュラーのキャラクター「シンディ・ルー・ブラウン」として出演していた。1966年の『マイペース二等兵』のエピソードで演じた、カーター軍曹と初対面デートをする「フローラ」役を最後に引退した。リチャード・ロングは、西部劇ドラマ『バークレー牧場』(1965年-1969年)や、ホームコメディ『ぼくらのナニー』(1970年–1971年)で主演を務めた。ヴァン・ウィリアムズは『グリーン・ホーネット』(1966年-1967年)でブルース・リーの相手役を演じた。 アンドリュー・ダガンは映画やテレビで多数の役を演じ続け、その中には短命に終わったテレビ版『わが家はいっぱい』(1962年)の(ケーリー・グラントが1952年の映画版で演じた)ジョージ・ローズ役や、西部劇ドラマ『対決ランサー牧場』(1968年-1970年)の家長役などの主演も含まれる。 出演したゲストスターの一部
脚注
外部リンク
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