パイナガマビーチパイナガマビーチは、沖縄県宮古島市字南西里にある砂浜海岸である[1]。 概要「パイナガマ」は、漢字で表記すると「南長間」となる。宮古島の方言で「パイ」は南を意味し、「ナガマ」は長い浜を意味する「ナガハマ」のハが脱落したものと考えられている[2][3]。 平良市の繁華街から徒歩圏内の国道390号沿いにあり、市民や観光客の憩いの場になっている[1]。2013年(平成25年)の利用者は55,300人[4]。 沖縄県では年間利用者数が概ね1万人を超える水浴場についてシーズン前及びシーズン中に水質調査を行っているが、パイナガマビーチは2017年のシーズン前の調査で「水質AA」(適)と判定されている[5]。 施設遊泳期間は、4月1日から10月30日まで[7]。シーズン中はハブクラゲの防止ネットが設置される[6]。 海岸には階段式のコンクリート護岸が設けられているが、老朽化が進んでいたため、2011年度から2012年度にかけて、基礎の補強、遮熱効果のある塗料の吹き付け、車いす用スロープの設置などの整備工事が行われた[8]。また、砂浜の浸食が進んでいるため、対策が検討されている[9]。 パイナガマ海空すこやか公園
従来のパイナガマ公園を増設してパイナガマビーチの南西に隣接して整備された都市公園で、パイナガマビーチとは遊歩道で結ばれる。宮古島市内の都市公園で初めてバーベキューなどの火気使用が認められている。1978年(昭和53年)に都市計画決定、1996年(平成8年)に事業採択されて整備が進められた。2016年(平成28年)からすでに利用されている施設もあったが[12]、正式には2017年(平成29年)10月1日に供用が開始され、11月12日にオープニングセレモニーが開催された[11][13]。面積は8.9ha(従来分と増設分との合計)で、以下の施設が設けられている。
交通脚注
外部リンク
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