パニック・イン・スタジアム
『パニック・イン・スタジアム』(Two-Minute Warning)は、米国1976年11月22日公開のアメリカ映画で、日本公開は1977年3月19日ユニバーサル配給。 ストーリーある日曜日、アメリカンフットボールのプロ・チーム、ロサンゼルス・ラムズ対ボルチモア・コルツの試合のため満員のロサンゼルス・メモリアル・コロシアムに、ライフルを持った謎の狙撃手が潜入した。それを知ったロサンゼルス市警察とSWATが阻止に動くが、試合終了の間際に犯人は観客席に向かって銃を乱射する。 概要ジョージ・ラ・フォンテインの小説の映画化権を、フィルムウェイズ映画のエドワード・S・フェルドマンが取得し、ラリー・ピアースが監督、チャールズ・フォックスが音楽を担当した[1]。出演者はロス市警の警部にチャールトン・ヘストン、SWATの隊長にジョン・カサヴェテス、スタジアムの支配人にマーティン・バルサム、スリ役にウォルター・ピジョン、さまざまな背景を持つ観客にマリリン・ハセット、デヴィッド・ジャンセン、ジャック・クラグマン、ジーナ・ローランズなど、当時のスター俳優が顔を揃えた。また、ボルチモア・チームのクォーターバックを演じたのは、実際にNFLやCFLでクォーターバックとして活躍していたジョー・キャップである。更に、ロバート・ギンティが売り子役で登場している[1]。 アメリカでのテレビ初放映時に、新たな編集が施された3時間枠バージョンが存在する。このバージョンのみ、犯人は泥棒一味の1人だったという解釈が付け加えられている。 原題のTwo-Minute Warning(ツー・ミニッツ・ウォーニング)とは、NFLの試合で前半・後半の終了2分前に自動的に挿入されるタイムアウトのこと。 キャスト
※日本語吹替について、初DVD化の際は権利元にテレビ朝日版しか現存しなかったため、ヘストンの吹替を専属声優である納谷悟朗が担当する日本テレビ版の音源をフィールドワークスの協力で一般から公募し収録した[4]。2019年12月11日に発売されたBlu-ray・DVDには日本テレビ版とテレビ朝日版を収録[5]。 スタッフ
脚注
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