ビダル・ブルハーン
ビダル・ブルハーン(Vidal Bruján, 1998年2月9日 - )は、 ドミニカ共和国サン・ペドロ・デ・マコリス州サンペドロ・デ・マコリス出身のプロ野球選手(二塁手、外野手)。右投両打。MLBのシカゴ・カブス所属。 経歴プロ入りとレイズ時代2014年10月にアマチュア・フリーエージェントでタンパベイ・レイズと契約してプロ入り。 2015年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レイズでプロデビューし、60試合に出場して打率.301、2本塁打、20打点、22盗塁を記録した。 2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズとA-級ハドソンバレー・レネゲーズでプレーし、2チーム合計で51試合に出場して打率.271、1本塁打、8打点、10盗塁を記録した。 2017年はA-級ハドソンバレーでプレーし、67試合に出場して打率.285、3本塁打、20打点、16盗塁を記録した。 2018年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズとA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、2チーム合計で122試合に出場して打率.320、9本塁打、53打点、55盗塁を記録した。 2019年はA+級シャーロットとAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、2チーム合計で99試合に出場して打率.277、4本塁打、40打点、48盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。 2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦の出場は無かった。 2021年はAAA級ダーラム・ブルズで開幕を迎えた。7月7日にメジャー初昇格し[2]、同日のクリーブランド・インディアンスとのダブルヘッダー第1試合に「5番・二塁手」で先発出場してメジャーデビューを果たした[3]。この年メジャーでは10試合に出場して打率.077、2打点、1盗塁を記録した。 2022年は52試合に出場して打率.163、3本塁打、16打点、5盗塁を記録した。 2023年は37試合に出場して打率.171、6打点、3盗塁を記録した。 マーリンズ時代2023年11月17日にエリック・ララ、アンドリュー・リンゼイとのトレードで、カルビン・フォーシェイと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した[4]。同年のオフにはドミニカのウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)に参加し、エストレージャス・オリエンタレスに所属した[5]。 2024年は自己最多となる102試合に出場して打率.222、2本塁打、16打点、5盗塁の成績を残した[5]。オフの12月20日にエリック・ワガマンを獲得したことに伴ってDFAとなった[6]。また、同じ時期には2年連続でLIDOMに参加。今回もエストレージャスに所属している[5]。 カブス時代2024年12月29日にマット・マービスおよび金銭とのトレードで、シカゴ・カブスに移籍した[7]。 選手としての特徴メジャーデビュー前、マイナーでは最高峰の俊足を誇ると評判だった。パワーには欠けるが出塁能力は高く、1番打者が向いているとされている[8]。 詳細情報年度別打撃成績
MLBポストシーズン打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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