フアン・グラテロル
フアン・ホセ・グラテロル・モンテビデオ(Juan Jose Graterol Montevideo, 1989年2月14日 - )は、ベネズエラのアラグア州マラカイ出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。MLBのトロント・ブルージェイズ傘下所属。 発音指示によると、グラデロール(GRAD-er-ALL)と読むのが、より近い[1]。 経歴プロ入りとロイヤルズ傘下時代2005年にカンザスシティ・ロイヤルズと契約してプロ入り。 2006年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ロイヤルズでプロデビュー。48試合に出場して打率.296、20打点を記録した。 2007年はアパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズでプレーし、33試合に出場して打率.225、10打点、1盗塁を記録した。 2008年はパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズでプレーし、32試合に出場して打率.276、15打点、2盗塁を記録した。 2009年はルーキー級アイダホフォールズとA級バーリントン・ビーズでプレーし、2球団合計で32試合に出場して打率.309、11打点、2盗塁を記録した。 2010年はA級バーリントンとA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、2球団合計で34試合に出場して打率.277、11打点を記録した。 2011年はA級ケーンカウンティ・クーガーズ[2]とA+級ウィルミントンでプレーし、2球団合計で58試合に出場して打率.195、1本塁打、11打点を記録した。 2012年はA+級ウィルミントンでプレーし、61試合に出場して打率.301、2本塁打、18打点を記録した。 2013年はAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、56試合に出場して打率.286、3本塁打、17打点、3盗塁を記録した。 2014年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で77試合に出場して打率.278、4本塁打、30打点を記録した。 ヤンキース傘下時代2014年12月10日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、2015年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。 2015年は傘下のA級チャールストン・リバードッグス、AA級トレントン・サンダー、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、3球団合計で28試合に出場して打率.198、1本塁打、12打点を記録した。オフの11月6日にFAとなった[3]。 エンゼルス時代2016年1月12日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[3]。シーズンでは開幕から傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズでプレー。7月18日にメジャー初昇格を果たした[4]が、この時は出場機会がないまま23日にAAA級ソルトレイクへ降格した[5]。ロースター拡大に伴って9月2日に再昇格すると、同日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは9試合に出場して打率.286、3打点を記録した。オフの11月22日にDFAとなった[6]。 ブルージェイズ傘下時代2016年11月28日にウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍した[7]。だがこの後、12月24日にアリゾナ・ダイヤモンドバックス[8]、2017年1月19日にエンゼルス[9]、23日にトロント・ブルージェイズへといずれもウェイバー公示を経て目まぐるしく移籍を繰り返した[10]。 2017年の開幕は傘下のAAA級バッファロー・バイソンズで迎え、4試合に出場して打率.429だったが、4月14日にDFAとなった[3]。 エンゼルス復帰2017年4月18日に後日発表選手または金銭とのトレードで、エンゼルスへ移籍した[11]。 2018年3月23日にマイナー・オプションでAAA級ソルトレイクに降格した。4月4日にDFAとなり、7日にマイナー契約となった[3]。5月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。6月19日に再びDFAとなり[13]、24日に自由契約となった[3]。 ツインズ時代2018年6月28日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ配属された[1]。9月22日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[3]。 レッズ時代2018年10月10日にウェイバー公示を経てレッズへ移籍した[14]。11月30日に一旦FAとなった後、翌日の12月1日にマイナー契約で再契約した。 2019年は開幕を傘下のAAA級ルイビル・バッツで迎え、7月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。この年メジャーでは6試合に出場して打率.222、1打点を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月16日にDFAとなり[16]、18日にマイナー契約でAAA級ルイビルへ配属、21日にFAとなった[3]。 ツインズ傘下時代2019年11月26日にツインズとマイナー契約を結んだ[17]。 2020年11月2日にFAとなった。 エンゼルス傘下時代2020年11月30日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[18]。 ブルージェイズ傘下時代(二期)2021年3月31日にトロント・ブルージェイズへ金銭トレードされた[19]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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