フェアルーン『フェアルーン』(Fairune)は、インディーゲームスタジオのスキップモアが公式サイト上で公開しているブラウザゲーム、及び、うららワークスとフライハイワークスがそれぞれスマートデバイスと携帯型ゲーム機向けに配信しているアクションRPG。 概要トップビュー(正面見下ろし型)で表示されたフィールド上で主人公を操作し、敵との戦闘や様々なアイテムを駆使した謎解きなどを行う。主人公のフィールド移動時の描画は、ブラウザゲーム版では画面端に来た時に暗転して切り替わる初期の『ハイドライド』方式を、スマートデバイス版以降ではMSX版『ハイドライド』や『ゼルダの伝説』のような画面切り替えスクロール方式を採用している。ゲーム内では色数を抑えたドット絵とPSG音源風のBGMが用いられ、2000年代以降の作品でありながら1980年代のゲームソフトを髣髴とさせる作りになっている。 2009年11月10日よりスキップモアの公式サイトでブラウザゲーム版を公開[1]。その後、作風やキャラクターを継承しつつシステムを発展させ新規に作り直したiOS・Android用ソフトが2013年3月28日にうららワークスより無料配信[2][3][4]。さらに、携帯型ゲーム機向けの移植作として、ニンテンドー3DS(以下3DS)用ソフトが2014年10月8日に、PlayStation Vita用ソフトが2016年4月27日にいずれもフライハイワークスより発売された[5][6]。 2018年5月17日には、スマートデバイス・携帯型ゲーム機版とその次作の『フェアルーン2』、ブラウザゲーム版をリメイクした『フェアルーンオリジン』、新作のシューティングゲーム『フェアルーンブラスト』の4作品を収録したソフト『フェアルーンコレクション』が発売された[7]。 ブラウザゲーム版
ブラウザゲーム版のシステム4人の妖精を捜し出し魔王を封印することがゲームの目的となる。妖精を助けるとフィールド上に新たな道が現れる。 フィールド上の敵は体当たりすることで倒せる。一方、正面以外から敵に体当たりされるとダメージを受ける。その場で動かずにいるとライフが回復する。 ブラウザゲーム版のアイテム
スマートデバイス・携帯型ゲーム機版
スマートデバイス・携帯型ゲーム機版のシステム3体の精霊像を探し出し魔王を倒すことがゲームの目的となる。本作では複数のフィールドを冒険する。 ブラウザゲーム版と同様に、敵に体当たりすることで攻撃する。この際、主人公も同時にダメージを受ける(敵が主人公よりも弱い場合を除く)。一方、ブラウザゲーム版と異なり敵を倒すと経験値が得られ、一定値に達するとレベルが上がる。なお、敵のレベルが主人公を大きく上回る場合は倒すことができず、逆に下回る場合は倒しても経験値を得られない。 iOS版とAndroid版では、画面上に表示される仮想十字キーと仮想ボタンをタッチして操作する。また3DS版以降では新たなダンジョン・アイテム・敵が追加されたほか、マップの常時表示、サウンドテストモードなどの機能がある。 スマートデバイス・携帯型ゲーム機版のアイテム
脚注
外部リンク
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