フェストゥングスバーン (ザルツブルク)
フェストゥングスバーン(独・英: Festungsbahn)は、オーストリア共和国ザルツブルク州ザルツブルク市にあるホーエンザルツブルク城へのアクセス用のフニクラー(ケーブルカー)である。 城壁北側の下にある、フェストゥングス通り (Festungsgasse) と城を結んでいる。 フェストゥングスバーンの開業は1892年であり、そのはるか昔から城への貨物搬入を行っている、ライスツーク (Reißzug) のフニクラーと混同してはならない[2][3]。 当路線は、ザルツブルク社 (Salzburg AG) によって運行されており、同社は都市バスおよびザルツブルガー・ロカールバーン (Salzburger Lokalbahn) も運行している[4]。 歴史フェストゥングスバーンは、「Salzburger Eisenbahn- und Tramwaygesellschaft」社による水力式ケーブルとして、1892年に開業した。 以前はバラックとして使用されており、当路線はより多くの訪問者に城の利用を可能とした[5][6]。 1960年に水力式から電動式に改良され、新型車両が導入された。 一方、下部駅と上部駅は、それぞれ1975年と1976年に再建された。 乗客の増加、および更なる高速運転に対応した新車両を導入するに伴い、1991年に2度目の近代化が行われた[5][6]。 2011年1月から4月までの間、400万ユーロの費用を費やし、再度近代化が行われた。 新車両が2両導入されると共に、電気機器が交換された。 パノラマウインドウからの、市街地のより良い眺めが新車両の売り物となっている[5][6]。 運行当路線は、毎日9:00より運行している。 最終車両の時刻は、時期によって17:00〜22:00に変化する[7]。
脚注
関連項目外部リンク
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