ブレンダン・マッケイ (野球)
ブレンダン・ジョエル・マッケイ(Brendan Joel McKay, 1995年12月18日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ビーバー郡ダーリントン出身のプロ野球選手(投手、一塁手)。左投左打。MLBのタンパベイ・レイズ傘下所属。 経歴プロ入り前2014年のMLBドラフト34巡目(全体1017位)でサンディエゴ・パドレスから指名されたが、この時は入団せずにルイビル大学へ進学した[1]。 大学時代は二刀流選手として活躍し、ゴールデンスパイク賞、ディック・ハウザー・トロフィー、ジョン・オルルド賞といった各賞を獲得している。また、2016年には第40回日米大学野球選手権大会にアメリカ合衆国代表として参加した[2]。 来日時、Full-Countのインタビューを受け、同じ二刀流選手として既にNPBで活躍していた大谷翔平(当時北海道日本ハムファイターズ所属)の存在を知っているか聞かれ、「う~ん、聞いた事ないな」[3]と答えている。 プロ入りとレイズ時代2017年のMLBドラフト1巡目(全体4位)でタンパベイ・レイズから指名され[4]、プロ入り。契約後、傘下のA-級ハドソンバレー・レネゲーズでプロデビュー。投手としては6試合に先発登板して1勝0敗、防御率1.80、21奪三振を記録し、野手としては36試合に出場して打率.232、4本塁打、22打点、2盗塁を記録した。 2018年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズ、A級ボーリンググリーン・ホットロッズ、A+級シャーロット・ストーンクラブズでプレー。投手としては3球団合計で19試合(先発17試合)に登板して5勝2敗、防御率2.41、103奪三振を記録し、野手としては3球団合計で75試合に出場して打率.214、6本塁打、39打点を記録した。 2019年は開幕をAA級モンゴメリー・ビスケッツで迎え、AAA級ダーラム・ブルズを経て6月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。同日のテキサス・レンジャーズ戦にて先発でメジャーデビューすると、6回無失点の投球でメジャー初勝利を挙げた[6]。 2020年は試合出場の機会がないまま、8月に肩の手術を行ってその後はリハビリとなった[7] 。 2021年は5月にAAA級ダーラムで打者として復帰、6試合に出場したが22打数2安打、打率.091に終わった[8]。6月末からは投手として復帰し、ルーキー級FCLレイズとAA級モンゴメリーの2球団で計7試合に登板し、0勝2敗、防御率7.82の成績を残した[9]。また胸郭出口症候群と診断されたため、シーズン終了後の11月にその治療のための手術を受けた[10]。 2022年は7月にルーキー級FCLレイズで復帰したが、8月25日にAAA級ダーラムで先発登板した際に左ヒジの靭帯を損傷[11]。9月にトミー・ジョン手術を行った[10][12]。11月10日にマイナー契約となり[13]、11月14日に自由契約となった[12]。12月15日に2年間のマイナー契約を結び直した[14]。 プレースタイル投球150km/hを超える速球とスライダー、カッターが武器であり、コントロールにも優れている[15]。 打撃大学時代は189試合の出場で通算打率.328、28本塁打、OPS.966を記録しており、パワーヒッターとして評価されている[15]。 詳細情報年度別投手成績
年度別打撃成績
年度別守備成績
記録
背番号
代表歴
脚注
関連項目外部リンク
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