ホータン県(ホータンけん)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区ホータン地区に位置する県。インドとの国境係争地域であるアクサイチン(阿克賽欽)は、ホータン県の南部になっている。
歴史
1883年に清によって和闐直隷地が設置され、1913年に直隷地から県に改められた。中華人民共和国の成立後に地名の簡略字化が進められ、1959年に和闐県は和田県に改称された。1983年に和田県から和田市が分割される。
行政区画
2鎮、10郷を管轄:
- 鎮:バグチ鎮(巴格其鎮)、ハンエリク鎮(罕艾日克鎮)
- 郷:イェンギアワト郷(英阿瓦提郷)、イェンギエリク郷(英艾日克郷)、ブザク郷(布扎克郷)、ライカ郷(拉依喀郷)、朗如郷、テウェッキュル郷(塔瓦庫勒郷)、イスラムアワト郷(伊斯拉木阿瓦提郷)、セギズキョル郷(色格孜庫勒郷)、カシテシ郷(喀什塔什郷)、吾宗肖郷
交通
鉄道
道路
観光
- 樹中寿星 - バグチ鎮に立つクルミの木。樹齢500年超、高さ20m超、樹幹0.07ヘクタールの巨木[1]。
脚注
- ^ 劉宇生、張濱、劉暁慶編著『新疆概覧 シルクロードの十字路』(山口昭、張乃恒、張淑芳訳, 文芸社, 2003年3月)、430頁