2006年に自身の名を冠したデビューアルバム「Boys Like Girls」でインディーズデビュー。50万枚以上を売り上げるヒットを記録する。2009年にリリースされた「Love Drunk」ではアシュレイ・ティスデイルと、「Two Is Better Than One」ではテイラー・スウィフトとの共演も果たしている。
2005年12月、かつて「The Drive/Fake ID」というバンドに所属していたマーティン・ジョンソンが、ブライアン・ドナフューとジョン・ニーフェを誘い、最後にジョンがポール・デジオバンニをバンドに連れてきた形でバンドが結成された。その後、すぐにロック専門サイトの"Purevolume"へ、デモ曲の「The Great Escape」と「Thunder(acoustic)」の2曲をアップロードしたが、そのずば抜けたメロディセンスに人気が殺到し、試聴回数が、レーベル未契約バンドの中で一位を獲得。その人気ぶりに目をつけた有名エンジニアの"Matt Galle"、"Matt Squire"ら二人に発掘され、大手メジャーのSony BMGと契約を結ぶことに成功する。
デビューアルバム「Boys Like Girls」
その後、2006年2月に全米ツアーを行い、同年8月には自身の名を付けたデビューアルバム『Boys Like Girls』をリリース。全米ビルボードアルバムチャートにて最高55位を記録し、販売累計も58万枚を突破した。このアルバムからのセカンドシングル「The Great Escape」は、彼らの代表曲として今でも人気が高い。
そして、同年9月に2ndアルバム『Love Drunk』をリリース。一週間に44000枚を売り上げ、全米ビルボードアルバムチャートにて最高8位を記録する。このアルバムからのファーストシングル「Love Drunk」は、全米でプラチナムソングに輝くヒット曲となったが、一部の批評家から、ザ・キラーズの「Somebody Told Me」とコーラス部分が酷似している事が指摘され、話題となった。ちなみに、ミュージックビデオにはアシュレイ・ティスデイルが主役として出演している。続けて発表されたテイラー・スウィフトとのデュエット曲、「Two Is Better Than One」も全米シングルチャートで最高18位を記録し、プラチナムソングへ輝くヒットナンバーとなっている。
2023年5月17日、5月19日にシングル『BLOOD AND SUGAR』を、秋に新たなアルバムをリリースすることを公式インスタグラムにて発表した。[2]レーベルはFearless Records。[3]6月23日にはシングル『LANGUAGE』を、[4]7月28日にはシングル『THE OUTSIDE』をリリースした。[5]10月20日にはこれらを収録した13曲入りのアルバム『SUNDAY AT FOXWOODS』をリリース。[6]
特徴
圧倒的なメロディーセンスとマーティンの透き通るようなクリアーヴォイスを武器に、どこか甘酸っぱい青春サウンドを展開するポップソング系の曲が多い。また、1stアルバム「Boys Like Girls」は、いわゆる「エモ」からの影響が強く感じられたが、2ndアルバム「Love Drunk」では、よりポップでロック調な楽曲が増えている。