マデライネ・モンターニョ
マデライネ・モンターニョ・カイセド(原語表記:Madelaynne Montaño Caicedo、1983年1月6日 - )は、コロンビアの女子バレーボール選手。 表記ゆれで「マドレーヌ・モンタニョ」とされることがある[1]。 来歴コロンビアバジェ・デル・カウカ県出身。家族は夫と長男がいる[2]。小学時にはバスケットボールをしていた。 ジュニアでバレーボールを始めたのち、国内リーグでプレーした[3]。1998年にアルゼンチンリーグのサンフェルナンド(San Fernando de Catamarca)に入団する。その後、米国のマイアミデイド大学に進学。軍事心理学を専攻しながら、同大学のバレーボールに所属した。2002年の全米短大選手権で優勝、ベストメンバーに選出され[4]、全米バレーボールコーチ協会のベストプレーヤー賞を受賞した[5]。2003年の同選手権では優勝は逸したが、ベストスコアラー賞とスパイク賞ならびにサーブ賞を獲得した[6]。 短大卒業後、ギリシャA1リーグのAris Thessalonikiに入団し、リーグ戦3位やギリシャカップ準優勝に貢献した。出産のために2年間のブランクののち、同リーグのIraklis Thessalonikiでプレーした。 2009年に韓国VリーグのKT&Gアリエールズに移籍し、2009-10シーズンのチーム優勝に大きく貢献。自らもMVPを獲得した。2011年3月2日の対GSカルテックス戦で53得点をマークした。この記録は1999年のバーバラ・イエリッチ(クロアチア)、2005年のユミルカ・ルイス(キューバ)の記録とならび当時の女子選手の1試合最多得点タイ記録であった[7]。同年11月には54得点の最高得点記録をマークした[8]。 2012年ロンドンオリンピック出場を目指し、モレーノ・ピーノ・ケニーとともにコロンビアナショナルチームの招集をうけ[9]、2011年9月の南米選手権では4位に終わったがベストスコアラー賞を獲得した[10]。 2012年、韓国Vリーグ2011-12シーズンで2年ぶりの優勝へ導き、自身もレギュラーラウンドと決勝ラウンドのMVP、ベストスコアラーとベストスパイカーの4冠に輝いた。 2012-13シーズンからアゼルバイジャンリーグのラビタ・バクーへ移籍した。2012-13欧州チャンピオンズリーグリーグにおいて準優勝に大きく貢献し、同大会のベストスコアラーに輝いた。 2013年2月にニコル・フォーセットに破られるまで、1試合の世界最高得点54点の記録保持者であった[8]。同年9月の南米選手権ではチームを牽引する活躍でMVPに選ばれた。 2013-14シーズンに所属していたガラタサライでは木村沙織とチームメイトであった。その後はポーランド、イタリアなどのクラブを経て現在はギリシャリーグでプレーしている。 受賞歴
所属クラブ
脚注
外部リンク |