Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

マトラ・MS80

マトラ・MS80
カテゴリー F1
コンストラクター マトラ
デザイナー ジェラール・ドゥカルージュ
ベルナール・ボイヤー
先代 MS10 / MS11
後継 MS84 / MS120
主要諸元[1]
シャシー アルミニウムモノコック.
エンジン フォード-コスワース DFV 2,993 cc (182.6 cu in) V8 NA ミッドエンジン
トランスミッション ヒューランド DG300 5速
重量 540 kg (1,190.5 lb)
燃料 エルフ
タイヤ ダンロップ
主要成績
チーム マトラ・インターナショナル
ドライバー イギリスの旗 ジャッキー・スチュワート
フランスの旗 ジャン=ピエール・ベルトワーズ
コンストラクターズタイトル 1 (1969年)
ドライバーズタイトル 1 (ジャッキー・スチュワート, 1969年)
初戦 1969年スペイングランプリ
出走優勝表彰台ポールFラップ
105925
テンプレートを表示

マトラ・MS80 (Matra MS80) は、マトラが製作したフォーミュラ1カー1969年F1世界選手権に投入された。フォードコスワース DFVエンジンを搭載し、ジャッキー・スチュワート1969年のドライバーズタイトルを獲得した。

開発

MS80はジェラール・ドゥカルージュベルナール・ボイヤーの指揮の下、パリ南西部のヴェリジー=ヴィラクブレーにあるマトラの拠点で開発が行われた。製作はマトラによるものであったが、ケン・ティレルが運営するノンワークスチームのマトラ・インターナショナルからシリーズに参戦した。MS80は高速域におけるタイヤグリップの向上を目的としたダウンフォースを増加させるために、「ウィング」を装着した最初のフォーミュラ1カーの一つであった。ウィングの導入は1968年に行われたが、ハイウィング装着車による重大な事故が発生したため、MS80はより頑丈な低ウィングに変更され、それは車体後方に直接取り付けられた。

MS80は1969年に2台のみが製造された。3台目のモノコックも製作されたが、それは2006年まで完成車として組み立てられなかった。2006年に発行された「モータースポーツ」誌でジャッキー・スチュワートはMS80を自身がドライブした中で最高のハンドリングを持つ車と評価している[2]

F1における全成績

(key) (太字ポールポジション斜体ファステストラップ

チーム エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ポイント 順位
1969年 マトラ・インターナショナル フォード コスワース DFV
3.0 V8
D RSA
南アフリカの旗
ESP
スペインの旗
MON
モナコの旗
NED
オランダの旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
ITA
イタリアの旗
CAN
カナダの旗
USA
アメリカ合衆国の旗
MEX
メキシコの旗
661 1位
ジャッキー・スチュワート 1 Ret 1 1 1 2 1 Ret Ret 4
ジャン=ピエール・ベルトワーズ 3 Ret 8 2 12 3 4 Ret 5

1 9ポイントはマトラ・MS10、1ポイントはマトラ・MS84による。

参照

  1. ^ Matra MS80”. StatsF1.com. 28 January 2015閲覧。
  2. ^ Henry, Alan (June 2006). “Jackie Stewart talks to Alan Henry”. Motor Sport. http://www.motorsportmagazine.com/archive/article/june-2006/29/jackie-stewart-talks-allan-henry 28 August 2015閲覧。. 

外部リンク

Kembali kehalaman sebelumnya